氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

投資

投資家は生産性がなく、社会の役に立っていないという思い込み

将来有望な大きなビジネスがあったとします。 そのビジネスが、社会にとって有益であったり、うまくいく可能性が高かったり、大儲けできたりするならば、何とか資本を集めて起業したいという人もいるでしょう。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).pu…

FXは資金管理を怠れば破産

FXとは、売りか買いのいずれかが勝ち、そのどちらかに賭ければよいので、トレードの勝率は五分五分となると理論上はそうなります。 しかし、現実にはトレードをランダムに行った場合、必ず負ける確率が高くなります。 さらに、仮に安定的に勝ちまくっていて…

若い世代に立ちはだかる「資産形成の壁」

日本の金融資産の60%以上は60歳以上の世代が保有しています。 『株探』が実施した第2回「個人投資家大調査」(2022春)のデータ分析で日本株の運用資産が1億円を超える「億り人」を紹介している内容からも、高齢者がほとんどの資産を持っていることも伺えま…

景気が悪くなれば、株も債券も不動産も全て売られる

投資の基本は長期投資と分散投資といわれています。 投資の基本は、「長期投資」ということで、国を挙げて「iDeCo」や「NISA」を勧めています。 しかも、金融庁のホームページを見ると、金融商品を長期で投資していけば、将来お金に困ることはないというよう…

お金の常識を変えないと資産格差は広がる

日本であれば、「貯金しなさい」 「保険に入りなさい」 そう親から教えられた人は多いと思います。 しかし、マジメにその教えを守った結果、ほぼ資産が増えないまま年を重ねてしまった人が多いのが現実です。 大和総研の調べによれば、保有する金融資産にお…

投資で成功するためには

投資で成功するために大事なことは多くありますが、その中の1つに「自分の勝ちパターンを作る」ということは重要です。 成功している人に共通するのはこの「自分の勝ちパターン」を持っているということです。 例えば、個別銘柄を投資した場合、内容の良い会…

保険に入ることを好む日本人

日本人の家計は預金が多いことは有名です。注目すべきは保険の比率が約30%と、保険にだけは投資していることです。 実際、保険加入率の国際比較のデータでは日本は90%を超え、世界でもトップクラスの保険好きと言えます。 保険が好きな理由は、日本人の「…

家の中にモノが多い人はお金が貯まらない

例外的にタダでもらうモノもありますが、ほとんどのモノはお金を出して買ったものです。 家の中にたくさんモノがあるということは、それだけお金と交換し、家からお金が出て行き、貯まることはありません。お金が貯まらないということは、投資に振り向ける原…

アメリカ人と日本人の資産格差

投資による資産形成の成果に目を向けると、この20年でアメリカ人は家計における金融資産を3倍以上にしたのに対して、日本人は約1.5倍となっていて、思ったように増やせずに低迷しています。 あくまでこのデータは投資をしている人のものであって、投資をして…

投資をすることで得られるもの

投資の目的は、お金を増やすことです。しかし投資には、お金を増やすこと以外にも様々なメリットがあります。 投資という訓練で、私たちの内面の能力を鍛え上げ、高めてくれます。それは、健康に若々しく年を重ねることに寄与してくれます。 以下に投資によ…

株式投資における心理的リスク分析

投資を行う上でリスクを伴う状況下での判断分析として ・プロスペクト理論 ・正常性バイアス ・アンカリング というものがあります。 自分が投資で損失を被った時に投資価値評価を客観視する上で非常に重要な心理的リスクです。 プロスペクト理論 (adsbygoog…

日本人の資産形成が国際的に遅れている

日本人にはバブル崩壊後、失われた30年を経た現在、個人レベルにまで染み付いた世界の常識とはかけ離れた考え方と断定せざるを得ないものがいくつかあります。 それが「投資はギャンブル」や「貯蓄こそ日本人の美徳」といった投資や資産形成に対する誤った固…

ポートフォリオ戦略について

ポートフォリオとは運用資産の形態の一つで、複数の運用先を組み合わせた分散投資であり運用資産全体の構成のことをいいます。 私の運用資産は、20代から株式投資を始め、30代で不動産投資を始めました。現在に至るまで、この2つのみです。それ以外の投資商…

資産を失う「岸り人」が増加

昨年政権が変わって以降、個人投資家の多いマザーズ市場は悲惨な状況で、株式市場に冷たい岸田政権への恨み節の多いSNS上では「岸田ショック」と言われています。 その背景には、国がその自由な市場を規制するのではないかと受け止められる政策を打ち出した…

投資詐欺にあう理由

投資詐欺は常に存在します。 直近10年で主な巨額詐欺事件では安愚楽牧場(約4,200億:被害額)、ジャパンライフ(約2,100億)、ケフィア事業振興会(約1,000億)など相次いで起きています。詐欺事件の総被害額は少額のものを含めてもとんでもない額になるで…

今年は農耕型投資が良さそう

年初からのボラティリティの高い相場で投資家はかなり疲れ切っていると思います。 今年については長期目線の投資家にとっては上値が重く、不透明感が強いことから、難しい相場になりそうです。 しばらくは値上がり益ではなく、「配当」や「株主優待」を得る…

株式投資をする上で信用残はチェックしておくべき

現在、信用の買い残がまだ高水準のようです。信用倍率(買い残/売り残)も5倍前後で高く推移しています。 年初からの株の急落時に個人が買い向かっていることが伺えます。相場では信用整理がなされるとコツンとくる(株価の底打ち)と言われています。 買い…

金融リテラシーの低い日本人

日本ではお金の話をするのがマナー違反とされがちで、家庭内や職場内でも、投資に限らず、お金に関する話題はほぼないです。 また、今まで学校でも金融リテラシーを高めるような授業は行われず、お金に関する知識もないまま大人になります。 (adsbygoogle = …

金融所得課税の次は貯蓄税か

政府はこれまで「貯蓄から投資へ」という政策を進めており、金融庁は「老後資金2000万円不足問題」などで投資による資産形成を促進していました。金融所得増税は富裕層への負担増だけではなく、老後資金を投資という形で積み立ててきた多くの一般庶民にも直…

理解できないものには投資しない

自分のお金で投資をする以上、投資先の内容は理解し、納得の上での購入が欠かせません。自分で決めてその投資をしたはずですから責任も自分にあります。まずは自分で投資の是非を判断できるようになるべきです。 投資の神様といわれる米国のウォーレン・バフ…

大恐慌になれば投資資産は90%程度ドローダウンする

テクニカル的にもかなり良くない雰囲気で週明けが心配です。 リスク管理は十分しておく必要があります。 今後、金利引き上げリスクで膨大に膨れ上がった投資マネーが逆回転して、一気に景気後退に入る可能性があり、コロナショックやリーマンショックよりも…

賢い人は富裕層にはなれない

「昔より、賢き人 の富めるは稀なり。」昔から、賢い人間が富裕であることは、稀であると、鎌倉時代に書かれた徒然草の18段に記されています。 私の周りにも残念ながらエリートといわれる学歴が高い人が株で儲けている話を聞いたことはありません。株は損す…

決算発表による株価急落を回避する方法

決算発表シーズンには保有株の急落で損失が生じる場合があります。 ただし決算発表直前の買いは、発表後の株価急落リスクが大きいので、できるだけ控えたほうがよいとされています。 決算が良いと予想される銘柄は発表前から株価が上昇傾向で、25日移動平均…

逆張りと順張り

株式を買うタイミングとして大きく「順張り」と「逆張り」の2種類あります。 「順張り」とは、株価が上昇している最中に新規に買うことです。 「逆張り」とは、株価が下落している最中に新規に買うことです。 私の経験では、逆張りより順張りの方がパフォー…

株価暴落の先行指標

株価暴落の先行指標と言われているのは、ラッセル2000で小型株を集めた株式指数です。 このラッセル2000の動きが直近の日本株の動きとよく似て、きな臭い感じがします。 小型株の会社は、大型株の会社よりも倒産確率が高く、不況になる前に倒産してしまう場…

卵は一つのカゴに盛ったほうがよいのか

株式投資で投資で大きなリターンを狙うのであれば、成長性のある分野や銘柄に、ある程度の資産を集中させることです。 資金が少ない場合は、リスク覚悟で集中投資しないと大きな資産は築けません。 最近、インデックス投資が流行っていますが、インデックス…

空売り比率に支配される日本株

今は急落の戻りを試しているところですが、今年は日本株の弱さが際立っています。業績は良いのですが、上がらないのが不気味です。 買い手がいないことによるヘッジファンドの先物売りをやりたい放題されている状況です。 現物の実需買いが入らないと上がら…

空売り比率の高さは異常

最近では空売り比率が40%以上という数値を見かけるのが日常的になっています。 空売り比率は30%以上は「売られ過ぎ」20%以下は「買われ過ぎ」と言われています。 今では35%なら普通、40%を超えると少し高いという感覚です。この変化が起きたのは、日銀…

暴落待ち投資

暴落した時に株を大量に買い、株価が上昇すれば売るという投資方法が">暴落待ち投資で、うまくいけば比較的短期間で利益が得られます。 しかし、この投資方法は簡単ではなく、買いたい銘柄の株価の最低値がいつなのかが買った後でしか分かりません。 投資家…

下げ相場への対応

2013年からアベノミクス相場で途中何回かショック安はあったものの、右肩上がりの相場だったため、利益を享受してきた人は多いと思います。 ショック安の時にレバレッジ取引さえしていなければ、この相場では大きく負けることはなく、誰でも勝てていたはずで…