投資
相次ぐ物価上昇に疲弊し、「お金持ちになれたら」と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。 大金持ちの方曰く、「小金持ちや金持ちを目指すな。本物の大金持ちを目指せ」だそうです。 大金持ちと金持ちの違いとは何なんでしょうか。また大金持ちの方…
「授人以魚 不如授人以漁」、すなわち「魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」という格言があります。 比較的大金を長期の視点で扱うときでも、刹那的なアドバイスをする人は多いです。 「〇〇の株価は必ず上がる」 「AをBしてCすればポイントが稼げる」 「…
欧米諸国と比べて日本人は、金融資産に占める預貯金の比率が大幅に高くなっています。金融資産が高齢者に偏っていることが一因なのでしょうが、日本人の遺伝子がリスクを嫌う特徴を持っているという話も聞きます。 バブル崩壊やリーマン・ショック、プラザ合…
2025年にはすべての団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、本格的な「超高齢社会」が到来します。 年金や医療など社会保障費の膨張で財政逼迫は避けようがないのです。 すぐに実現できる抜本的な解決策があるわけもなく、国がどこまで国民の面倒をみてく…
投資に重要なのはタイミングである。基本の心得は「安く買って、高く売る」です。 今さらそんなわかりきったことを言われても、と困惑するかもしれませんが、現実問題としてこれができていない人は多いのえす。 ほとんどの投資家は強気(ブル)相場にばかり目…
ウォール街に「FOMO」と言う言い回しがあります。 Fear of Missing outの略で、「取り残されることに対する不安」を意味します。 いまの日本株式市場は、まさにそのような状態に入りつつあります。日本株の“ばかげているほどの割安さ”にようやく人々は気づき…
従来のNISA制度から大幅に拡充され、非常に優れた制度と言われていますが、死角がないわけではありません。 NISAとは少額投資非課税制度のことで、株や投資信託等からの運用収益が、一定範囲まで非課税となる制度です。 本来、運用収益には約20%の税金がか…
2024年から始まった新NISA。これを機会に「投資に初挑戦!」という人もいるのではないでしょうか。一方で、「新NISAが始まっても投資はしない」という人も。投資をしない人を取り巻く実情をみていきましょう。 今年からスタートした新NISA。「で、何が“新”な…
数年前に「老後2000万円問題」が大きな話題となり、我々の中で「老後資金」に対する意識が以前よりも強まりました。 老後資金に関する調査結果「老後が不安です」は8割超えに では実際、現在老後資金として貯蓄や資産運用をしている人はどのくらいいるのでし…
長期の資産運用は、10年以上続けられるかどうかが重要です。長期投資を続けることで、経済危機の影響を乗り越えていくことができるからです。 過去30年でシミュレーションをすると、どの10年を切り取っても、資産運用の結果はプラスになっています。このこと…
新NISAがスタートし、「1日でも早くやらないと損!」とばかりに、焦って投資を始める人が目立ちます。中には、赤字家計でありながら預貯金残高のほとんどをつぎ込むなど極めて危険な投資を考える人も。 Aさん(57歳・会社員)と妻のBさん(57歳・パート)は、数…
正しい投資判断をするには、景気の転換点に気づくことが重要です。 景気は経済活動が拡張する「好況」と、収縮する「不況」を交互に繰り返す性質があり、好況→後退→不況→回復→好況……という具合に、「好況」「後退」「不況」「回復」の4つの局面が順番に繰り…
日本人は欧米人に比べて、資産運用をする人が少ない……。最近、よく耳にする話ですが、理由はどこにあるのでしょうか? 「英国数理社」は一生懸命勉強するのに…… 武器になる教養30min ── 日本人は欧米人に比べて、資産運用をする人が少ないと言われています。…
NISA口座を開設する人が増えるなど、投資未経験者の投資への関心が昨今は高まっています。 一方、最近では若者を対象としたSNS等を通じた投資詐欺が増加しています。投資詐欺から身を守るためには、まずリスクとリターンの関係性を理解しなければなりません…
将来の価格を予測できれば、株式や為替市場での取り引きで利益を得られるような気がします。しかし、価格の予測は不可能です。 何らかの方法で、将来の価格を予測できればどうか? つまり、「市場を出し抜くことによって儲ける」ことは可能か? これについて…
新NISAは1800万円という生涯投資枠をなるべく早く埋める入金ゲームですが、あまり焦って入金してしまって、日々の生活が金銭的に成り立たなくなるのは本末転倒です。 取り崩し時だけでなく、上限1800万円を目指した、つみたて期間中にも“落とし穴”があるので…
ファイナンシャルプランナーたちの見立てによると、必ずしも口座残高の多さが、豊かさを意味するわけではありません。 豊かさには、寛大な施しや時間の買い戻しなど、さまざまな側面があります。 「金持ち」になるとは、どういうことでしょうか? その答えは…
物価が上昇する時代は、預貯金に預けているだけでは資産が将来的に目減りしてしまいます。 年金生活への影響と、物価上昇率が日本よりも高い欧米のシニアがどのように乗り切っているのか紹介します。 物価が上昇しているのに銀行預金が低金利であることによ…
日本では物価高騰が続いており、日銀が金融緩和を続けていることから、今後さらにインフレが進む懸念があります。 この状況下では、資産を現預金のみで保有していると著しく目減りするおそれがあります。 お金の価値が下がり、物価が上昇するインフレの状況…
日本のバブルのピークは1990年。その後、膨れ上がったバブルが弾けて約30年間、日本はデフレの時代が続きました。 そのデフレの時代が終わるきっかけとなったのが、先述した「コロナバブル」であり、2020年に「底」を迎えた日本経済は、2023年からいよいよイ…
日本人の平均寿命を考えれば、定年後のサラリーマンには、サラリーマン生活と同じくらいの期間の「老後」が待ち受けることになります。 退職金や年金だけで凌ぐには、あまりに長すぎる老後です。 日本の40世帯に1世帯いる資産1億円以上を持つ世帯とは 企業経…
岸田首相は、日本時間9月22日(金)にアメリカ・ニューヨークで講演し、日本の資産運用業への海外勢の参入を促すため、「資産運用特区」を創設すると表明しました。 この「資産運用特区」とは簡単に言えば、海外の「資産運用企業」を日本に参入しやすくさせ…
日本の家計金融資産がなかなか投資に回らない理由については、内閣府の「2023年度年次経済財政報告」が分析していますが、「余裕資金がない」との回答が4割弱を占め、断トツです。 投資をしようにも、元手が無くてはやりようがないのです。 総務省の家計調査…
超低金利の環境かにある日本では、投資による資産形成の重要性が、強く指摘されるようになっています。 ただ、一口に「投資」といっても、アプローチは人によってさまざまで、投資家が100人いれば、投資アプローチも100通りです。 いつどんな金融商品にどの…
レバレッジをかけて行うFX取引には、ポジションに対して口座残高が少なくなった際に強制的に損失を確定させる「強制ロスカット」という仕組みがあります。 損切に慣れていない投資家は、これを避けるために、損失が発生しているタイミングで追加入金をしてし…
岸田内閣は、2023年を「資産所得倍増元年」とし、「貯蓄から投資へ」のシフトをすすめていますが、これから投資を始める人にはおすすめできない、リスクの高い投資もあります。 「初心者がいきなり手を出してはいけない」としている投資法とその理由、そして…
FXの世界で成功を勝ち取った〈億トレーダー〉人は、ビジネスパーソンとして特筆するような経歴はおろか、社会人経験自体が乏しいのです。 ビジネスも勉強もスポーツも、世の中はあらゆることで効率性を重視しています。 効率を求め、楽をすることを是とする…
プロ同士が火花を散らす土俵に一般人が乗り込んでいく、それが個別株投資です。 株式市場は非常に厳しい勝負の場であり、情報・知識・判断力が勝るプロたちに挑んだところで、瞬殺されておしまい、といった悲しい結果になることもあります。 しかし、大型株…
日経平均株価が、33年ぶりに3万3000円台を回復させるなど、株価を大きく上昇させています。アメリカの大手投資銀行「モルガン・スタンレー」も、最新のレポートで「日本株のロング(買い)」を推奨しています。 著名投資家のウォーレン・バフェット氏の日本株…
「いい制度なんだけど、ちょっとクセが強いところもあった」23年までのNISA制度。それが24年からどう変わるのでしょうか。 NISAの長所である「株や投信の値上がり益・配当・分配金が非課税になる」という点は、もちろん変わりません。最大の変化は、NISA制度…