氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

政治

「聞く力」から「増税メガネ」に変わってしまった理由

プライマリー・バランスの黒字化、つまり、財務省が念仏のように唱えている「財政健全化」です。 財務省がそこにこだわり続けてきたことが、日本経済が低迷から抜け出せなかった大きな要因となっています。 あまり前面に出すのはマズいと、さすがに財務省も…

岸田首相の周辺は財務官僚だらけ…

吉田茂が有能な官僚を集めた「吉田学校」が宏池会の母体となっています。とくに宏池会は財務省の出先機関同然です。その中枢にいるのが、宏池会の会長でもある首相の岸田文雄さんです。 宏池会は官僚と親族を結婚させ、閨閥(けいばつ)をつくるのが特徴です。…

カルトに蝕まれた日本政治の末路

多民族国家であるアメリカは、信教と言論の自由を前面に押し出す社会であるため、宗教に対して国家的制約がかけづらいと言われています。 カルト教団の教義を唱えたり、それを信奉する人は社会の非主流派ですが、信教の自由はあるのだから無視しておこうと決…

統一教会どころではない!政治家と日本医師会はズブズブの関係

新型コロナの感染者数の急増で、それに比例して死者数も増えています。その死者のほとんどは高齢者です。 日本感染症学会など4学会が医療崩壊が起こるため、「軽症なら受診を控えて」と緊急声明をしたようですが、急変して重症化した場合の責任はどうするつ…

政治家は高齢者しか目が向いていない

政党は、政権与党の座を獲得し、それを維持することを目的として活動しています。 つまり、政党はより多くの有権者や集票力を持つ利害団体に有利となるような政策を提案するインセンティブ(動機付け)を持つわけです。 これまで利害団体の多くは、農業団体…

大阪のコロナ死者数にみる日本維新の会の正体

オミクロン株「第6波」で、大阪府の人口10万人当たりの死者数は9・04人と全国ワースト1位となり、全国平均3・07人の約3倍です。東京(3・00人)との差も際立っています。 第6波が始まった昨年12月17日以降、2月26日までに発表した死者…

低賃金重労働を外国人労働者に押し付けた日本の行く末

2000年代後半くらいから、コンビニやレストラン、ホテルなどでよく見かけるようになった外国人労働者です。最近では都市部だけでなく地方でも外国人を見ないエリアはないというほど増えています。 2018年時点で、日本の外国人受け入れ数は世界4位です。(経…

日本人を総貧乏にさせる「新しい資本主義」

岸田総理の投資家の支持率は3%とか。 総理のブレーン原丈人氏の「株主以外にも適切に利益を分配する公益資本主義」とやらもネット界隈で物議を醸しています。 原氏の発言が次の通りです。 ・株を持っていない人たちの方もしっかり向いて、買える状態まで豊…

岸田政権になってマスコミの政権批判が減った理由

岸田内閣になってから右肩下がりの冴えない株価にストレスを感じている投資家も多いと思います。それはこの政権が株式資本主義からの転換を進めているからです。この姿勢に対し、外国人投資家は本格的な日本売りを加速しています。 内閣支持率が上がれば株価…

金融所得課税の次は貯蓄税か

政府はこれまで「貯蓄から投資へ」という政策を進めており、金融庁は「老後資金2000万円不足問題」などで投資による資産形成を促進していました。金融所得増税は富裕層への負担増だけではなく、老後資金を投資という形で積み立ててきた多くの一般庶民にも直…

一律の金融所得増税で格差は広がる

このまま財務省色の強い岸田政権が参議院選挙に勝てば、金融所得増税を含めた増税路線に踏み込むのは間違いないでしょう。 金融所得課税は欧米の最高税率と比較して低いですが、他国は所得に応じて低い税負担となっており、一律課税の日本は、特に金融所得の…

新しい資本主義を目指すならベーシックインカム

現政権は新しい資本主義という名の富の分配及び増税路線に向かっているようですが、それは社会主義そのものです。社会主義を目指し、格差是正を行うならベーシックインカムを導入すればよい良いと思います。 ベーシックインカムとは、政府が全ての国民に対し…

就職氷河期世代を見捨てたツケがこれからやってくる

「就職氷河期世代」または「ロストジェネレーション世代」とも言われますが、1993~2004年に高校・大学卒業期を迎えた人たちです。この中には団塊ジュニア世代も入っており、現役世代で突出した人口のボリュームゾーンとなっています。 バブル崩壊後の雇用環…