経済
コンビニで弁当と飲み物を買うとこれだけで800円を超え、ホットスナックを買うと1000円オーバーになります。 コンビニでランチを買って1000円オーバーは高すぎで、日本でも着実に物価が上昇していることを実感した。 1月27日に総務省が発表した1月の東京都区…
世界的に利上げに動いているなか、日銀は今のところ、利上げには慎重姿勢です。 もし一気に利上げに踏み切ったら、どうなるのでしょうか、投資をされている人にはかなり気になるとことです。 2022年12月20日、日本銀行はそれまで「0.25%程度」としていた長…
「ゾンビ企業」という、おどろおどろしい名の会社が日本の企業になんと1割以上おり、年々増加しています。 帝国データバンクが2022年12月26日に発表したリポート「特別企画:『ゾンビ企業の現状分析』(2022年11月末時点の最新動向)」で明らかになりました…
日銀が11月28日に発表した4~9月期決算によると、保有国債を時価評価すると8749億円もの含み損が発生しました。 日銀は必死の「指値オペ」(定めた値段で売ってくる国債を無制限に買い取るオペ)で長期金利上昇を防いでいました。 9月末は、なんとか評価損の発…
国内ニュースでは「値上げ」と「円安」の話題ばかりです。 海外ニュースでは中国の習近平政権が異例の3期目に突入し、いよいよ台湾有事の危機がより鮮明になったといいます。 ロシアによるウクライナ侵攻は泥沼化し、年末に向けて新型コロナウイルスの第8波…
このまま日本銀行や岸田政権が、国債の発行残高や日銀のバランスシートの拡大に頓着せず、現在の金利を維持した場合、日本はどうなるでしょう。 1000兆円を超える財政赤字をチャラにする方法のひとつとして、凄まじいインフレを意図的に起こして、実質的に貨…
「円安に歯止めがかからなくなっているのは、『企業のドル買い』に合わせてヘッジファンドがピンポイントで円売りを仕掛けているためです。 ドルを持っている日本企業は、為替の変動をヘッジ(損失回避)するために、一定の為替レートでドル円を取引できる『ノ…
今回の円安の原因を、専門家もメディアも日米の金利差に求めていますが、その真因は、日本の国力の長期衰退にあります。 これが続く限り、日本は量的緩和を止められません。 もし緩和を止めれば、金利が跳ね上がり、日銀は債務超過に陥り、国家財政は逼迫し…
財務省の飼い犬の岸田内閣の悪政が始まりました。 統一教会の問題も解決する気もなく、しばらく選挙がないことを理由に、息子を総理秘書官にしたり、国民年金の財源の不足分を厚生年金からかすめ取ったり、2024年までに紙の健康保険証を廃止しマイナンバーを…
内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省が2018年にまとめた「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」によると、医療・福祉分野の就業者は、2018年度においては、823万人。これは、総就業者数6580万人の12.5%になります。 2040年度においては、1065万人にな…
日本でも食品、ガソリン、光熱費などの価格上昇がじわじわと効いてきており、その中でガソリン価格の激変緩和措置の恩恵を受けている人は多いと思います。 しかし、「政府、ガソリン価格『激変緩和措置』 9月末まで期間延長」と報道されていますが、期限がき…
新型コロナウイルス蔓延による景気悪化から立ち直りつつある民間企業は、利益が大幅に回復し、夏のボーナスが大きく増えました。 経団連の調査では、大手企業の夏のボーナスは加重平均で13.8%増えています。民間とのあまりの違いに不平を漏らす公務員も少な…
食料問題は、特に日本において深刻です。カロリーベースの自給率が37%しかないというのは明らかに危険水域です。 カナダの266%、オーストラリアの200%は突出していますが、米国132%、フランス125%です。 さらにドイツは86%、英国、イタリア、スイスも…
ガソリンが高くなると、運送費も高騰するため、物価の上昇が加速します。 一番の被害を受けるのは、年金生活者です。 すでに年金生活者の生活は苦しいものになっていますが、庶民を直撃する物価高は、むしろこれからが本番です。 輸入小麦は政府が製粉会社へ…
選挙になると「消費税増税は法人税減税の穴埋めだ」という有権者に対し、強く主張している政党があります。 下のグラフを見ますと、確かに、この30年で、消費税収は増え、法人税は減っていますから、一見するとその主張が正しいようにも見えてきます。 【消…
他の競合国がこの数十年の間に急速に生産性を伸ばしている中で、日本も懸命の努力は続けているのですが、その努力がバブル崩壊後の生産性の伸びにはほとんど結びついてはいないという厳しい現実があります。 生産性とは、投入した資源(労働など)に対する創出…
6月に入って、食料品や日用品など様々なモノが値上がりしています。 一方で日本の賃金は20年以上にわたってほとんど上がっていない状況です。このままでは「悪いインフレ」に向かう可能性が高いです。 5月の国内企業物価指数は前年同月比で9.1%上昇し、前月…
日本の年金は、もともとは「物価や賃金が上がれば、それに応じて年金額も上がる」という、物価スライド、賃金スライドを採用していました。 しかし、年金行政の見込み違いや無駄遣いなどで年金財政が逼迫し、物価や賃金が上がったぶんだけ年金を増やしていく…
昨年に続き、5月SQに向けた外資の売り崩しがやっぱり来ましたね。昨年も5月11~13日の3日間で2000円下げましたから。今週は、力づくで無理やり下に下げさせる可能性が高いです。 先物手口を見るとゴールドマンサックスとJPモルガンが日経先物、TOPIX先物を売…
一部大企業で賃上げが行われているようですが、その他の大多数の企業では賃金が上昇しないどころか今後景気失速で下がる可能性の方が強いのです。この状況下でモノやサービスの値段だけが上昇すれば、国民の生活が厳しくなります。 賃金が上がらないのは物価…
このところ「経常収支」が赤字の月が多くなっています。 日本は対名目GDP比では200%を超える政府の債務を抱え、これは先進国中ワースト1位です。2位のイタリアでも160%程度、米国は130%程度です。 それでも、日本国債が暴落しないのは、経常収支が長らく…
例外的にタダでもらうモノもありますが、ほとんどのモノはお金を出して買ったものです。 家の中にたくさんモノがあるということは、それだけお金と交換し、家からお金が出て行き、貯まることはありません。お金が貯まらないということは、投資に振り向ける原…
1970年代、1980年代、1990年代の経済状況と過去20年間の経済状況は異なっていますが、今後の景気循環は、同じパターンをたどるのかどうか心配なところです。 2000年以前の景気後退は、経済過熱の緩和やインフレ率の引き下げのために行われた政策金利の引き上…
ほとんどの食料や日用品を輸入に頼る日本人が、物価高で生活費を切り詰めなければならず、どんどん貧しくなっています。 これまで多くの企業が物価高でも販売価格への転嫁を抑えようと努力してきましたが、その努力も限界を迎えつつあるようです。 デフレの…
私が以前働いていた職場には宝くじを買う人が多くいましたが、残念ながらほとんどがケチで貧乏そうな人が多かった気がします。宝くじ売り場が職場の最寄り駅にありました。宝くじ売り場は貧乏人をターゲットに設置しているような気もします。 これに対し、お…
今回のウクライナ問題を発端とした国際商品市況の高騰は、オイルショックと同じ危機に直面しそうです。1970年代に発生したようなスタグフレーションスパイラルの長期化につながる可能性も出てきました。 1973年10月、中東産油国が原油価格を70%引き上げたこ…
格差の拡大には、社会経済的な弊害があることが明らかになっています。 格差拡大が深刻な韓国の2021年の出生率(1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数)は0.81で、1970年からの統計で最低と発表されました。経済協力開発機構(OECD)加盟国で1を下回…
高級食パン専門店が私の住んでいる町にも昨年ぐらいから異常にできていました。とても高級住宅地じゃないような、庶民が住んでいるところでも出店していたわけです。最初はこんな1000円近い食パンを誰が買うのかなと思っていました。 最近、近くのその高…
最近、あさり産地偽装の問題がクローズアップされています。消費者は商品について表示だけを見て性善説でもって購入していますので、正確なトレースを自身で確認できない以上、こういった問題は無くならないと思います。 このような産地偽装はさることながら…
岸田総理の投資家の支持率は3%とか。 総理のブレーン原丈人氏の「株主以外にも適切に利益を分配する公益資本主義」とやらもネット界隈で物議を醸しています。 原氏の発言が次の通りです。 ・株を持っていない人たちの方もしっかり向いて、買える状態まで豊…