氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

セミリタイア

FIREなんて負け組ですよ

2024年の株式市場は国内外ともに活況です。そんな相場の波に乗り、資産を大きく増やした会社員投資家の間で再び「FIRE(Financial Independence,Retire Early=経済的自立と早期退職)宣言」が目立っています。 FIREといえば1億円というイメージがあったが…

20代・30代で早期退職する前に知っておくべきこと

60代まで忙しい日々を過ごしたくない? 終わりを気にせずに世界を旅したい? FIREがその答えです。 しかし、職場を永遠に去るには十分な貯蓄が必要なのはもちろんのこと、それ以外にもたくさんの困難が伴います。 たとえば、早期退職する人に批判が向けられ…

少額の資産で若くしてセミリタイアすれば老後貧乏が待っているだけ

FIRE論の多くは、例えば「1億円を貯めて会社を辞める」とか、「高配当株に投資してその配当で暮らす」みたいな方法です。 たとえば年利4%の配当でも、1億円を投資すれば年間400万円の収入になる(実際には20%が課税され、手取りは320万円)、月25万円あれ…

FIREに関心のある20代は4割以上

株式会社学情が2022年9~10月にかけて、20代の「資産形成」についてアンケート調査(調査対象:20代社会人355名)を実施したところ、「資産形成」に「興味がある」と回答した人が約8割に迫りました。 さらに「FIRE」に興味がある20代は4割を超える結果となっ…

FIRE達成してもリタイア後の生き方こそ大事

FIREを目指している人は「達成後にどのように生きるのか」ということも考えておいたほうがよいです。 ・時間を大切に使う 労働から解放されるので、時間は自由に使うことができます。 起きる時間、寝る時間、ご飯を食べる時間、お風呂に入る時間などです。 …

FIREを達成するまでの心構え

FIRE計画を立てるにあたり最初にやっておきたいをことを紹介します。 1 まず、家族で目標を話し合う(一人の場合は除外) 人生の方向性を決めるわけですから、家族で話し合うことはとても大切です。 なぜFIREを目指すのか? いつまでに達成したいのか? ど…

45歳の壁を乗り越えた人だけが手にするもの

最近は働き方改革の一環で、副業を認める会社も増え、中高年の方も人生の後半戦を充実させるために、会社の仕事以外に何か始めようと考える人が増えています。 ただし、簡単にはいかないのが第2の本業探しです。 第2の本業を探すヒントは、子どもの頃の夢、…

FIREを達成するためのポイント

FIREの基本は、資産の4%で年間生活費をまかなえば、資産のリターンが引き出し率を上回るので、元本を減らさずに一生過ごしていけるという考え方です。 FIREを達成している方は、投資可能額か運用利回りのどちらかが大きく突出しているので、FIREに必要な金…

30代で早期リタイアを実現するには

FIREは「Financial Independence Retire Early」を略した言葉で、経済的自立と早期リタイアという意味を表します。 この場合の経済的自立とは「働かなくても困らないようなまとまった資産を作る」というよりも、「資産運用を行い生活費分の収入を得る」とい…

FIREを計画する前の注意点

「FIRE」の考え方は仕事をしている現役の間にしっかり貯金をしたり、資産運用続けることで老後資金を準備し、早期退職を目指すことです。 FIREのメリットやデメリットと注意点について説明します。 現在、日本人は学校を卒業する20代頃から働き始め、65歳前…

仕事を辞める前に準備すべきお金

次の就職先を決めずに仕事を辞めるのは、危険に思えるかもしれません。 しかし、資金の備えがあれば、人生やキャリアを前進させる一歩にもなります。 コロナの感染拡大で仕事や働き方について人々の考え方が変わる中、アメリカの離職者数が過去最多になりま…

FIREブームが終焉に向かっている

日本でもFIRE(経済的自立と早期退職)がブームになっていますが、米国では下火になってきたといわれています。 大きな理由は米国の高インフレです。 米国の消費者物価指数は、この40年間経験したことのない上昇で、食料品はいうまでもなく、大都市のアパー…

早期退職後、健康で幸せな人生をつかむ習慣

高度成長期に、会社員は安定した身分で幸せの象徴とされていました。 会社と社員との間に共通してあったのが「今よりもいい暮らしをしたい」という願いです。 当時の日本企業の繁栄は、社員との心理的契約によって支えられていました。 終身雇用に代表される…

会社に人生を捧げることとは

昭和のサラリーマンは、会社への忠誠心がかなり高く、家庭やプライベートを犠牲にして、一所懸命に働く人が多くいました。 残業は正義であり、自分の人生は会社に捧げるべきものだと本気で信じ込んでいるのです。 そんなサラリーマンは「企業戦士」や「猛烈…

セミリタイアしたら心身の状態が良くなったこと

ストレスが毎日かかると自律神経が乱れて体の不調となって現れます。自律神経を整えるためにも、よい睡眠をとって体を回復させることが大切です。 働いている時は、毎日眠たいまま仕事に行っており、勤務中も睡魔が襲ってくることもありました。 質のよい睡…

セミリタイアするための投資資金

セミリタイアする上ではマイホームはコストの塊です。若い時にマイホームを持つと何千万円もかかる住宅ローンの利子と元金の支払いだけでなく、火災保険、税金、維持費を支払う必要があります。 その間に家は経年劣化し、建物の価値は無くなっていきます。 …

ポートフォリオ戦略について

ポートフォリオとは運用資産の形態の一つで、複数の運用先を組み合わせた分散投資であり運用資産全体の構成のことをいいます。 私の運用資産は、20代から株式投資を始め、30代で不動産投資を始めました。現在に至るまで、この2つのみです。それ以外の投資商…

セミリタイアすれば自然とお金は節約される

セミリタイアを実現して、お金と時間と人間関係から解放されたとき、時間を自由に使うことでお金を使う機会は確実に減ります。 労働者は職場の人間関係が勝手に構築されて、自然と職場の価値観に組み込まれていきます。 参加したくないタバコ臭い飲み会や悪…

サラリーマンという「属性」を利用して人生を変える

社会人になったばかりの頃は、仕事に対する考え方も収入よりも「やりがい」を求め、その手段としての「出世」を求めていた人も多かったかもしれません。 しかし、年を重ねていっても努力や実力だけではどうにもならず、心身はすり減っていくのが現実です。そ…

サラリーマンでいる限り労働からは解放されない

サラリーマン、働いても働いても労働から解放されることはありません。いつまでも会社の業績と自身の評価に消耗しつつ、ひたすら労働し続けることです。 このまま大切な人生の時間を消費し続けるのかどうか、冷静になって考えてみた方が良さそうです。この危…

第1次FIREブームが終焉しそうな不穏な空気

今年になってアメリカの金融引き締めなどの影響で、お金ジャブジャブの市場からお金が引き抜かれる状況になりつつあります。日本株の動きを見ても軟調で、株式投資を始めとする投資環境はかなり厳しくなっています。 さらに日本は昨年後半から政権が変わり、…

ジョブ型雇用はセミリタイアを加速させる

日立製作所はジョブ型雇用を国内2万人全社員が対象で、必要とするスキルは社外にも公開し、デジタル技術など専門性の高い人材を広く募るようです。 年功色の強い従来制度を脱し、変化への適応力を高める動きが日本の大手企業でも加速しそうです。 日本以外の…

セミリタイア後のふるさと納税

結論から言うとセミリタイアして国民健康保険を払っている場合は、株や不動産の利益があってもふるさと納税をしない方が良いです。 ふるさと納税するために株や配当金の利益を確定申告で収入を確定してしまうと、所得があったとみなされ、次年度の国民健康保…

アーリーリタイア(早期退職)のリスク

アーリーリタイアをする前に備えるべきリスクについては、辞めてから後悔しないためにも必ず想定しておく必要があります。以下に何点かリスクを挙げています。 〇インフレリスク 現在インフレにより商品価格が上がっています。インフレには、景気がよくなり…

上昇相場を前提とするFIREは危険

FIREを実現する場合、仕事を辞め、収入は資産運用やそれまでに蓄えた資産を取り崩すことで生活資金を捻出することを基本にしています。 しかし、資産運用による資金だけで生活していくのは簡単ではありません。 世界的な金融緩和によって、米国を中心に株式…

人生を自分でコントロールできることが一番の幸せ

幸福度の高い人々に見られた一番の共通点は、人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚があることだそうです。 自分の人生に決定権があるということでしょう。いつまでも組織に属して雇われ者でいれば他人の人生に合わせてを生きていること…

労働に縛られない生き方

働き方改革の推進や、本業以外に投資や副業で収入を得る人の増加など、日本固有の「新卒から定年まで週5日9時17時サービス残業」という昭和的な労働観は時代遅れになりつつあります。 少子化や女性の社会進出に伴って旧来の働き方が大きく見直されている今、…

セミリタイア後の住居

セミリタイアする方のほとんどは、現役時代から節約志向のある方が多いですので心配はいらないと思いますが、リタイア後の生活費について年間どの程度かかるかシュミレーションしておくことは重要です。 その中で最も費用がかかるものが都会で賃貸した場合の…

田舎暮らしは人付き合いが苦手な人は厳しい

田舎で生活する人を紹介するTV番組などが視聴率を取っています。 内容的に田舎暮らしの良い部分しか映っていませんので、これから田舎で生活したいと思っている方は悪い部分を把握した上で検討したほうが良いと思います。 田舎は村社会ですので、独特の細か…