幸福度の高い人々に見られた一番の共通点は、人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚があることだそうです。
自分の人生に決定権があるということでしょう。いつまでも組織に属して雇われ者でいれば他人の人生に合わせてを生きていることにもなります。
収入が高く良い地域に住んでいて教育レベルが高くても、慢性的に不幸を感じている人はある一定数います。
高い給料をもらって、大きな家に住んでいたとしても、「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」生活を送れることのほうが、人を幸せにするということです。
さらに、貯金があるほど、幸せになり、「お金」が自分たちにもたらす最大の価値といわれているようです。お金は、自分の時間をコントロールできるようにしてくれることは事実です。
蓄えが増えるごとに、人は周りの都合に左右されることなく、「何を、いつするか」を自分で好きなように決められ自律的に生きられるようになります。
多くの蓄えがあれば、もし今の仕事を解雇されても、次の仕事を慌てて探す必要はなく、良い仕事に就くチャンスを待つ余裕もできます。
この差は、人生を変えるほどの大きな違いになり得えます。
一生分の生活費があれば、組織に属する必要性もなくなり、上司の顔色をうかがう必要が無くなり「もし解雇されたら、路頭に迷ってしまう」と怯えなくてもよいのです。
老後の医療や介護の不安を抱えなくてもよいのです。
また、自分の好きなタイミングで退職することもできます。
どんな高級品でも得られないような、人生を変えるほどの価値が手に入ります。