氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

セミリタイアしたら心身の状態が良くなったこと

ストレスが毎日かかると自律神経が乱れて体の不調となって現れます。自律神経を整えるためにも、よい睡眠をとって体を回復させることが大切です。

働いている時は、毎日眠たいまま仕事に行っており、勤務中も睡魔が襲ってくることもありました。

質のよい睡眠をとるためには、睡眠を促進するホルモンであるメラトニンの分泌を活性化させることが必要です。

メラトニンの分泌を活性化させるのは、「幸せホルモン」と呼ばれる脳内の神経伝達物質セロトニンです。メラトニンは、セロトニンが午後になると変化するホルモンです。

そのため、メラトニンの分泌を活性化するためには、セロトニンがしっかり分泌されて副交感神経の働きがよくなり、幸福感を得やすくなります。

ただし、セロトニンは体内で貯蔵できないため、毎日体の中で作らなければなりません。

具体的には「トリプトファン」「ビタミンB6」「炭水化物」という3つの栄養素が不足していると作り出せないため、これらの栄養素を食べ物から摂取することが必要です。

トリプトファン」は、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品や大豆製品に含まれています。

「ビタミンB6」が豊富なのは、さつまいもです。また、イワシからはトリプトファンとビタミンB6の両方を摂取できます。

「炭水化物」の代表は白米です。

これら3つの栄養素をすべて含んでいるのがバナナです、1日1本のバナナを食べるだけでセロトニンが分泌されます。

 

 

セミリタイアしてから節約生活していると、必然的にこのような比較的安い食べ物を口にすることが多くなってきます。

また、セロトニンには太陽の光を目に入れることで分泌量が増加する特性があるので、太陽の光を浴びることも重要です。

毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きれば、生活リズムが整います。太陽の光を意識的に浴びるために有効なのが、朝にウォーキングを行うことです。

ウォーキングは、有酸素運動と日光浴ができ、さらにリズム運動でセロトニンを生成しやすくなる体をつくることができるという、自律神経に大変効果的な習慣となります。

分泌されたセロトニンは、午後以降にメラトニンに変化し、睡眠の質を良くすることができます。

また、朝に日光浴を行うと、体内時計をリセットするための光の効果があるといわれています。

睡眠の質を上げるための方法として、寝る1時間前にお風呂から上がれるように入浴し、湯船に浸かって温まることが大切です。

お風呂から上がった状態から1時間くらいの間、だんだん体温が下がっていく時間が入眠にもっとも適しています。

また、入浴後の1時間、すなわち眠るまでの間はスマホを使わないようにするべきです。なぜならスマホ画面のバックライトのLEDから出るブルーライトという強い光が、脳を刺激してしまうからです。

布団に入ったら、大きな深呼吸を行うと同時に、おでこに手を当てて、3~5分の間続けていると、脳は、「今リラックスする時だ」と勘違いを起こして、副交感神経のスイッチを入れて、よりリラックスして睡眠をとることができます。

おでこに手を当てることは、物事を考えるときに重要な前頭葉と関係しているそうです。血流がよくなって前頭葉の働きが活性化し、理性が働きやすくなるためリラックスできるというのです。

 

 

また、体内時計を整えるためには、毎日同じ時間に起きることが重要です。いつも起きている時間に1時間プラスするだけなら、大きく体内時計が乱れることはないものの、それ以上は体内時計の悪化を招くそうです。

また、休日に寝だめをしたとしても、疲れがとれるわけではありません。毎日の睡眠時間の目安を7時間前後に整えると、体内時計が乱れづらくなり、疲労が抜けやすくなるといわれています。

セミリタイアすれば、仕事のストレスを抱えて、不規則な生活を送ることはありませんので、安定した睡眠をとることができます。

良質な睡眠の判断基準は、「入眠にかかる時間が短い」「中途覚醒早朝覚醒もない」「朝起きたときに寝た感じがちゃんとある」「疲れも取れている」などです。

質のよい睡眠がとれるときは、副交感神経の働きがよい時なので、体の回復力が上がり、しっかり疲れがとれているということです。

セミリタイアすることで自律神経が整えられ、質のよい睡眠をとり、体の回復力を上げ、さまざまな症状に対応できるだけの自然治癒力を持つことができるというわけです。

 

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