第二次ベビーブームの時期を境に1970~80年代に人口が増えた郊外で、氷河期世代が多く生まれ育っています。 例えば、大和郡山市の人口は1965年には45462人だったが85年には89051人、95年には95761人、その後人口は増えず、むしろ漸減して、2021年には85308人…
近年、親は中流だが子どもは中流になれない、昔なら中流になれた人が中流から落ちるという背景から生まれたと思われる事件が目立っています。 7月の安倍元首相殺害事件もそうで、思想上の理由はなく、犯人の母親の信仰した宗教団体と安倍元首相との関わりが…
会社勤めでずっと定年まで過ごした人の中にも驚くほど多くの資産を築いた人は少なくありません。 特に親から遺産相続をしたわけでもなく、会社の中で役員になるといった大きな出世をしたわけではなくてもそういう人は間違いなくいます。 自営業と違って、勤…
次の就職先を決めずに仕事を辞めるのは、危険に思えるかもしれません。 しかし、資金の備えがあれば、人生やキャリアを前進させる一歩にもなります。 コロナの感染拡大で仕事や働き方について人々の考え方が変わる中、アメリカの離職者数が過去最多になりま…
ひと口に会社員といっても、その給与については、さまざまなところで格差が生じます。 そもそも学歴によって、給与は大きく異なります。ため息をついた経験のある会社員は多いのではないでしょうか。高卒サラリーマンの平均月収は33.2万円、推定年収は478万…
何もかも自分でコントロールしたいと思う優秀な人が、「どうやるか」に集中するのは簡単なことです。「どうやるか」は自分自分をコントロールすることだからです。 しかし、取り組みを広げ、勝てるチームをつくりたいのであれば、自分の弱みを自覚し、チーム…
既婚男女で見ると、20~30代までは男女とも愛が金を上回りますが、40代以降は逆転して、「愛より金が重要」になります。 特に、40代既婚女性の「金が重要」割合は高く、4割近くになります。(男性は3割)。「愛が重要」とする派は男女とも2割なので、特に40歳…
「もう、びっくり! 眠りが良くなったの。一日2本飲んでるわよ」 マツコ・デラックスがバラエティ番組でそう発言してから話題が沸騰し、今では品薄で手に入らないほど大ブームになっている乳酸菌飲料「ヤクルト1000」です。 ヤクルト1000には、乳酸…
心臓疾患を患っても生き延びる人と生き延びられない人がいるのかを突き止めるため、心筋梗塞、不整脈、心不全の患者や心臓弁に損傷を負った1300人に対し、「孤独を感じてはいないか」や「必要な時に話せる相手がいるか」という調査が行われました。 2年後に…
新型コロナの感染者数の急増で、それに比例して死者数も増えています。その死者のほとんどは高齢者です。 日本感染症学会など4学会が医療崩壊が起こるため、「軽症なら受診を控えて」と緊急声明をしたようですが、急変して重症化した場合の責任はどうするつ…
新型コロナウイルスの感染拡大で、売り上げが急減した事業者の救済のために支払われた持続化給付金です。 総額5.5兆円の大規模支援となりましたが、警察に検挙された不正受給の容疑者も3770人(5月末時点)と空前の規模にのぼっています。 大規模経済対策と…
コロナ禍の「巣ごもり需要」もあってか、ギャンブルの世界にも異変が起きています。 スマホのアプリで投票できる競艇、競輪などの公営競技やオンラインカジノにハマる人が増えていることが、公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の調べでわかりま…
新型コロナウイルス蔓延による景気悪化から立ち直りつつある民間企業は、利益が大幅に回復し、夏のボーナスが大きく増えました。 経団連の調査では、大手企業の夏のボーナスは加重平均で13.8%増えています。民間とのあまりの違いに不平を漏らす公務員も少な…
2021年末以来、注目を集めている家電があります。 地上デジタル放送やBS・CS放送が見られない「チューナーレステレビ」です。 これまでも、テレビチューナーを内蔵していない製品は、PC用や業務用などのモニターやディスプレイのカテゴリーで販売されていま…
日本には「手取り年収200万円」の人がどのくらいいるかを統計上のデータで調べる場合、税や社会保障を引く前の数字が多く、手取り額ではないので、手取り年収200万円の人は、実際には額面300万円台の人でしょう。 まず「国民生活基礎調査」(厚生労働省)を見…
日本の官民の現場では、「思考停止」に陥っていることが問題だと言われ始めています。しかし実は、思考停止と言っても何も考えていないわけではありません。 思考力というのは、本当の意味での「考える力」のことであり、思考を要する「問い」に対して向き合…
若年層の給料の伸びが鈍化しているという記事が日経新聞で掲載されていました。 厚生労働省の賃金構造基本統計調査をベースにした同分析によると、新卒後10年間の給与の伸び率は、1990年に比べて1割あまり縮小したとのことです。 20代前半の給与水準を100と…
株式投資による老後の資産形成を検討している人が増えています。 若い時からコツコツと積立投資を継続できれば理想的ですが、定年退職を控えた世代が投資を思い立った場合、「投資資金=退職金」となる可能性が高いのではないでしょうか。 もちろんその選択肢…
Z世代は1996年以降生まれとされ、携帯を持ち始めたのがスマホで、情報収集やコミュニケーションの手段としてインターネットやSNSを駆使する世代と言われています。 日本だと、バブル崩壊後の不況期に生まれた人たちです。 両親には2000万人に上るとされ…
新型コロナウイルス禍を受けて、半ば強制的にテレワークが導入されてからおよそ2年が経過しました。 日本生産性本部が今月上旬に行った調査によると、「テレワークを実施している」と答えた人の割合が3カ月前より3.8ポイント低い16.2%と2020年5月の調査開始…
日本の社会、企業の中で権力を持つのは多くの場合おじさんであり、ときにはその権力を振りかざし、セクハラやパワハラを行ってしまうおじさんもいます。 普通に生きるおじさんの肩身を狭くさせる存在です。 日本の企業はなんだかんだで年功序列制を根強く残…
かつて、モテる男の要素として「3高」といわれていた時代がありました。1980年代のバブル期である3高とは、「高身長・高学歴・高収入の男」という意味です。 当時、その条件を巡って恋愛模様を繰り広げた男女はいまや55~64歳のアラカン世代ででしょう。 テ…
職場とは、そもそも「怒りの多発地帯」です。また、人とは本能で他人に勝ちたいものです。出世競争が激しければ、妬みが生じたり、派閥間の争いも発生したりもします。 アドラー心理学では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言われています。も…
食料問題は、特に日本において深刻です。カロリーベースの自給率が37%しかないというのは明らかに危険水域です。 カナダの266%、オーストラリアの200%は突出していますが、米国132%、フランス125%です。 さらにドイツは86%、英国、イタリア、スイスも…
先日、厚労省が、健康に影響が出やすいとされる「やせている」状態の若い女性を対象とした生活習慣などを把握する実態調査を行うことを発表したというニュースが流れました。 確かに、女性に関しては全年代的に「やせ型」の割合は近年増えており、それに伴う…
地方創生の一環として近年活発な大都市から地方への移住が話題になっています。 しかし、人口を増やしたいがあまり、補助金を大盤振る舞いしている自治体も目立ちます。 誰彼構わず受け入れた結果、全国に「ヤバい移住者」たちが散らばり始めているのです。 …
TKO木本氏が投資詐欺にあい、投資を周囲の関係者に勧誘したとのことで全番組を降板したことがニュースに上がっています。現時点で詳細は不明ですが、今回の件は自分が加害者にもなっていることが最悪です。ただ、この手の詐欺はよくあることです。 kabuhudou…
コロナ禍によって少子化が加速しています。 厚生労働省「人口動態統計月報年計」によれば、感染拡大が本格化した2020年4月以降の妊娠による出産を反映した2021年の出生数は81万1604人にとどまり、過去最少を更新しました。 コロナ禍前から出生数減の流れは続…
ガソリンが高くなると、運送費も高騰するため、物価の上昇が加速します。 一番の被害を受けるのは、年金生活者です。 すでに年金生活者の生活は苦しいものになっていますが、庶民を直撃する物価高は、むしろこれからが本番です。 輸入小麦は政府が製粉会社へ…
「新入社員は3年で3割辞める」と言われています。 厚生労働省の「就職後3年以内離職率の推移」によると、大卒者の3年以内離職率は、過去34年間で、最も低い水準で「23.7%(1992年)」、最も高い水準で「36.6%(2004年)」という結果です。 一見するとそこまで…