不動産
都心マンションの価格は高騰を続け、「普通の会社員にはもう手が届かない」といった悲観論が渦巻いています。 最近、Xのタイムラインや質問箱を見ていると、マンション購入に関する話題が以前にも増して白熱しているのを感じます。特に、「もう高すぎて買え…
断熱・気密性能が先進国中で最も劣っているお粗末な住環境では当然かもしれませんが、現在の日本では、残念ながら住宅は資産になりません。 日本の住宅の場合、個人レベルでいうと、戸建住宅は築15年程度で新築時の2割程度まで評価額が下がります。全体で見…
富裕層には2つのカテゴリーがあります。 起業して成功している人、医師や弁護士、コンサルタントといった特殊な能力で稼いでいる人など、フロー所得が多いお金持ちがいます。私はこの方々を「フローリッチ」と呼んでいます。 いっぽう、親の残した財産、株式…
首都圏のマンション価格高騰が止まりません。「今買うのは高値掴みになるのでは」という不安の声も聞かれる中、価格下落を待つのは得策ではないかもしれません。 資産価値が落ちない物件選びの3つの軸から、初心者が陥りがちな失敗を防ぐ情報収集術、住み替…
新築より中古マンションがいいのは、まず価格が安定していることです。新築マンションの値段は広告費用やディベロッパーの利益を足して算出される価格であり、売り出し価格が高いのは当たり前。 一方の中古マンションは、物件周辺の取引事例から算出されるた…
高級マンション売買に最適な都市といえば、やはり5つの大きな都市圏の中心都市である東京・大阪・福岡・名古屋・札幌。本書ではそこに横浜と京都を足したいと思います。マンション購入を考えるなら、仕事と人が集まる7大都市の代表的なエリアに買うのがおす…
東京23区の新築マンション市場が、ついに全区で平均平米単価100万円を突破し、かつてない高騰を記録しています。 都心部だけでなく周辺区にも波及する価格上昇は、住宅購入者の選別を一層鮮明にし、「買える人」と「買えない人」の格差を拡大させています。…
マンション価格の高騰が止まりません。都心の新築マンションは、2024年時点でなんと平均1億1181万円! “億ション”が特別なものではなく、もはや当たり前になりつつあります。「新築は無理でも、中古なら…」と思っても、残念ながら中古マンションの価格も上昇…
マンション価格が著しく上昇する中、「いまは不動産バブルの状況にある」と話す人も少なくありません。 しかしそんな中で、もしバブルだとしても、それが何なのかとも思います。 不動産会社のポータルサイトやXを見たり、日々更新されるマンション市況のレポ…
2024年、東京23区で売り出された新築マンションの平均価格は1億1000万円オーバーでした。2年連続の1億円超えで、今のところ、好立地では値段が下がる要素は全くありません。 この需要を支えているのが、円安を背景とした旺盛な外国人の投資にあることも間違…
人口減少や地域経済の減退から、地方銀行の経営は苦境に立たされています。そのため、経営統合が頻繁に行われたり、新分野に活路を見いだそうとしたり、地方銀行はどこも生き残りに必死なのが現状です。 そこで、不動産投資ローンを生き残り策の一つとして「…
借金には「してもいい借金」と「してはいけない借金」の2種類あります。ひと口に借金といっても、すべてがマイナスではないということです。 「してもいい借金」の代表格は、不動産を買うときに必要になるお金です。とくに会社員であればなおさら、一定程度…
大方の予想を超えて、際限なく値上がりを続けているタワマンですが、ここまで高騰すると購入できる人も限られてきます。 多くの日本人にとってローンを組んでも手が届かない価格にまで達した物件を、はたして誰が買っているのでしょうか。 世帯年収が2000万…
不動産も債権も株式も、「買うことでお金が入ってくる可能性がある」という仕組みは同じです。 それが家賃収入なのか利息なのか配当なのかという違いがあるだけです。 不動産投資が決められた家賃収入しか得られにくいのに対し、株式投資はキャピタルゲイン…
個人による不動産投資は過熱の一途をたどります。長らくワンルームマンションの投資も熱を帯びていましたが、ここにきて暗雲が立ち込めている気がしてなりません。 日本銀行によると、2024年1月から3月までの個人による貸家業の新規貸し出し金額は9778億円(…
最近、マンション購入のご相談で、相談者は一流企業のサラリーマンで年収は1千万円以上。彼が買おうとしているのは、築10年ちょっとの中古マンションで価格は7千万円台半ば。 「値引きをしてもらいました」 そういっても、7千万円台の前半です。調べてみると…
全国各地で、「寂れてしまった住宅地」が増えつつあります。 例えば、 ・古家が数軒建つ程度で、大半が雑草の空き地区画になった住宅分譲地 ・空き部屋だらけになってしまった住宅団地(アパート) などです。 こういった住宅地は、最近では「限界ニュータウ…
平均価格が過去最高を更新し続ける「新築マンション」。驚くほど上昇している実態をみていきましょう。 不動産経済研究所によると、2023年に全国で販売された新築マンションの平均価格は5,911万円。前年比15.4%アップ、7年連続で最高値を更新しています。…
タワーマンションに住んでみたいと、一度は憧れたことはありませんか?今ではSNSなどで、タワーマンションの素敵で派手な暮らしを見る機会もあると思います。 専用のジムがあったり、ラウンジがあったり、普通のマンションと比べても施設が充実しているとい…
今年は日本全国でインフレが猛威を振るいました。不動産業界も例外ではなく、新築マンション価格はうなぎ上りで、2023年1月~6月の東京23区新築マンション平均価格が約1億3000万円まで高騰したことが話題になりました。 この物価高騰の原因は、ウクライナ戦…
勝ち組の住処とのイメージが強い、都心部の超高級タワーマンションです。 SNS等で情報を発信しているのは、主に高層階の住民と見受けられるが、当然ながら低層階にも住民は暮らしているはず。 実際にタワマンに暮らす人々の様子をSNS等で垣間見ると、多くが…
日銀のマイナス金利政策の解除が近づきつつあるとの観測が広がっています。 来年前半にも解除するのではないかとの意見がコンセンサスのようです。 米国のケースでは、昨年3月に利上げを開始して以来、急速に金利を引き上げ、今年3月のシリコンバレーバンク…
オリ・パラ終了後もなお日本の地価高騰は続いています。しかし高額な不動産を購入しているのは日本人ではなく外国資本がほとんどです。 販売側のディベロッパーも国内ではなく海外に向けてエクスクルーシブに情報を発信しています。 タワマンは外国人富裕層…
アパート経営をはじめたばかりのころは、立地条件のよいエリアを先取りし、順調に経営できていても、そのようなエリアには次々に不動産投資家が集まるものです。 次第にアパート激戦区となり、入居者がほかのアパートに分散されるなど、当初のようには経営が…
大切な人を亡くした後、残された家族には膨大な量の手続が待っています。 しかし手続を放置すると、過料(金銭を徴収する制裁)が生じるケースもあり、要注意です。 また国税庁によれば、2019年7月~2020年6月において、税務調査を受けた家庭の85.3%が修正…
風水で地相の良い土地を見つけることができても、それだけで安心して購入してはいけません。たとえ日当たりが良く、樹木が良く育ち、地形や地質に問題がなくても、まだ落とし穴があるのです。 ポイントは土地の形や周囲にある建物。これらが悪い土地を風水で…
「住まい」を考えるときに「風水」というキーワードを耳にしたことがあると思います。 何か占いめいたもの……と思って無関心でいるのはもったいないです。 実際は先人が得た自然環境の学びを体系的にまとめたものです。 風水の基本を知ると、納得のいく「住ま…
「不動産投資は損をするだけ」「投資初心者は不動産投資に手を出すべきではない」といった意見がある一方、その約4倍の冊数のマネー本が、不動産投資に肯定的でした。 「私の資産の基盤は不動産だ。不動産は安定していて値動きがゆっくりなので気に入ってい…
アパートなどを所有者から一括して借り上げて入居者に貸すサブリース会社をめぐるトラブルがいまだに絶えません。 トラブルに巻き込まれやすいサブリース契約の3つのデメリットについて紹介します。 サブリースとは、転貸借全般を指す用語で、一般的に収益不…
東京の中心部。ライトアップされた東京タワーの夜景が見える高級会員制クラブにたびたび足を運んで優雅なひとときを過ごす30代後半の中国人男性がいます。 大手企業に勤務し、仕事は多忙でプレッシャーも大きいが、得意先や友人を誘って、時折このクラブを訪…