氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

ポートフォリオ戦略について

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ポートフォリオとは運用資産の形態の一つで、複数の運用先を組み合わせた分散投資であり運用資産全体の構成のことをいいます。

私の運用資産は、20代から株式投資を始め、30代で不動産投資を始めました。現在に至るまで、この2つのみです。それ以外の投資商品には手を出していません。

資産配分については結果的に若い時はリスク多めで、年齢を重ねるごとにリスクを小さくしている感じです。

20代では給料の大半(ほぼ9割ほど)を株式投資に回し、今思えばかなり高リスクなことをやっていたと思います。2000年のITバブル崩壊時に株を始めたので株価は右肩下がりの時でした。

株式投資をしたタイミングとしては良くなかったです。相場の地合いは悪くかなり損をした記憶があります。

若い時は資金量が少ないため、レバレッジを掛けすぎた結果、追証も経験し株の怖さを知りました。一度でも景気後退による下落相場というものを経験すれば、かなりリスクマネジメントは身につくと思います。

 

 

30代では、株式投資から一旦現金化し、頭金として投資目的の現物不動産を購入しました。多額のローンを抱えましたので、一気に負債が増えました。

しばらくして、余剰資金が溜まれば株式投資に回し、給料と株の利益、不動産収入でローンの繰上げ返済をしていました。

この頃リーマンショックがきましたが、ローン残債があり、株に入れている金額が少なかったため2008年は損失はあったものの、被害は最小限に収まりました。この時フルポジで株をやっていたら、株の世界から退場していたかもしれません。

現在ではかなり保守的と思われますが、昨年後半からの株価の下落基調を警戒し、相場の流れが変わったのかなという気がしてきました。

現金比率(株式投資の比率は1割程度)を高め、来たるべき下落に備えている状況です。今年はインフレ傾向ですし、優待株を中心に生活防衛した方が良いかもしれません。アパートローンは繰り上げ返済を多用し数年前に完済しています。今後は債券なども購入していた方が良いのかなと思っています。

一般的にポートフォリオの中の資産配分を変えることで、資産運用の方向性が決まります。

積極的に大きなリターンを得ようとするなら、リスクが大きい金融商品の配分を多くし、手堅く運用したいと考えるならば、リスクが小さい金融商品の配分を多くすることになります。

長期的に資産運用を検討するにあたって、ハイリスク・ハイリターン商品である株式投資に資金をどの程度、配分するかは悩みどころです。  

 

 

株式市況が好転すれば、株式投資のウェイトを上げる予定ですが、岸田政権の株主を敵対視している社会主義政策では期待薄です。

米国では「アセット・アロケーション(資産配分)が長期的なリターンの9割を決める」という実証済の投資理論です。

この「資産配分が重要」である点を踏まえ、投資初心者でも誰でも簡単にできる、株式と債券の配分比率を決める次の計算方法を紹介します。

「株式の割合=100-年齢」 「債券の割合=年齢」  

例えば20歳であれば、「100-20歳=80」で運用資産の8割程度を株式に投資し、リスク(リターンのブレ)を乗り越えながら、長期リターンを追求してもいいということです。

そして70歳であれば、「100-70歳=30」で株式配分比率は3割程度に留めるべきだという考え方です。

この考え方では若年層ほど株式配分比率(リスク許容度)は高く、高齢ほど株式配分比率は低下していきます。給与収入のある若者は、攻めの投資ができ、年金生活者は守りの投資ということで理にかなっています。

もちろん、個人にとっての最適な資産配分は、さまざまなデータを踏まえて投資家個々のリスク許容度を図ったうえで検討すべきですが、こういう簡単な「目安」も知っておいてもいいと思います。

 

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