氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

投資

7月末の日銀会合前後で流れは変わるのか

ごく短期的には、27~28日の日本銀行の金融政策決定会合が、短期筋の格好のおもちゃにされるおそれがあります。 この会合においては、日銀がYCC(イールドカーブコントロール)を修正ないし撤廃するとの観測が膨らんでいます。 ただし、それは「YCCの副作用を…

岐阜暴威に学ぶ、損切ができないバイアスの怖さ

株やFXの負けかたを学ぶ上で、岐阜暴威氏ほど、参考になる男はいません。私が彼を知ったのは、数年前でしたが、彼のことを株を始める前に知っていたら、どんなに救われただろうかと思います。世の中には、ユーチューバー界隈にも、ブログ界隈にも、あなたの…

資産運用立国宣言

政府は6月7日、2023年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案を公表しました。 原案では以下のような言及がありました。 2000兆円の家計金融資産を開放し、持続的成長に貢献する「資産運用立国」を実現する。そのためには、家計の賃金所…

「FX投資」は「株式投資」よりも断然難しく、一握りのトレーダーのみ勝ち続けられる

投資にはさまざまな種類がありますが、FXはほんの一握りのトレーダーしか勝ち続けることができないといわれています。 特に、投資のなかでも歴史が長く、投資人口も多い株式の現物取引と比べても、FXは勝ち続けることが難しい投資方法です。 そのようななか…

現代日本の超リッチ「シン富裕層」に「なれる人」と「なれない人」の境界線

もはや経済大国といえない今の日本でも、一代で数十億円の財産を築く富裕層は増えているといいます。 地主や資産家の2世のように富を相続したわけではない「シン富裕層」たち。彼らはいったいどんな人たちなのでしょうか。 彼らには「共通する資質」がありま…

高校の家庭科での金融教育は、投資教育が優先されている

高校の学習指導要領が改訂され、家庭科では金融商品や資産形成についても学ぶようになり、日本でも「金融教育」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 日本人はあまりお金の話をしたがらないと言われて久しいのですが、少しずつ変化が生じているようで…

株式投資で「稼ぐ金額を増やしたい」には?

株式投資で「稼ぐ金額を増やしたい」と考えたとき、株価や開示情報、各種メディアを毎日チェックしたり、売買方法を研究したりといった方法を実践する人は多いでしょう。 しかし、盲点となるような“意外な手段”が存在すします。 どういうことか、詳しくみて…

お金を増やしている人は買うタイミングが違う

全ての銘柄にいえるわけではないですが、エントリー後すぐの上昇を期待すると、なかなか上がらずに停滞し、恐怖感やマンネリ化によってせっかくのチャンスポジションを手放してしまうことが起こります。 これは短期トレードでも変わりません。 早めに売却し…

「儲かる投資家」とそうでもない人の決定的な差

長期投資で大きく資産形成するには、市場参加者が「株なんて買いたくない」という状況で買いに行くのが重要です。 恐怖におののく大衆とは真逆の行動を取るのです。 「通りに血が流れている時に株を買いに行け」 「銃声が鳴ったら株を買え」 「人が貪欲な時…

「株主優待」「株主総会土産」を廃止する企業が続々

株主に対して自社の商品やサービスなどを提供する株主優待制度を取りやめる企業が増えています。 一部の個人投資家を中心に人気のある制度ですが、なぜ、廃止する企業が増えているのでしょうか。 株主優待制度というのは、株式市場に上場している企業が自社…

「貯金好き」は最終的に損をする!

貯金をしているお金持ちは、実は圧倒的少数派です。 お金持ちになるための新常識は「貯金をしないこと」です。好きなときに好きな仕事をし、旅行や趣味、家族との時間も十分にもってお金のストレスがない生活を送ることほうがよいのです。 「長期投資」で資…

世界の投資家が見向きもしない「日本企業の凋落」 グローバル株価指数の構成銘柄からも続々除外

世界の投資家から見て、日本企業は投資先としてどれほどの魅力を持っているでしょうか。また、日米の企業を比較すると、成長率ではどのぐらいの差があるのでしょうか。 “伸び盛りの富裕層”の多くは、日本株への投資はほどほどに、グローバル株への国際分散投…

「働くことは尊い」「投資で得た金は不労所得」は世界の非常識

日本人の多くが投資には興味がないし、投資もしていないという現実です。 これには、投資が難しそうでよくわからないということもあるでしょう。 ホンネでは儲けたいけど、タテマエではそれを表に出さない。だから投資には興味ないフリをしているけど、本当…

今年中にすべきこと、「新NISA」6つのポイント

2024年1月から始まる「新NISA」。いままでと何が変わるのでしょうか? 今年のうちにすべきことは何なのか。NISAと投資をどう考えればいいのか。新しい仕事や暮らしが始まる新年度のタイミングでまとめました。 「NISA」は来年からどう変わる?「つみたてNISA…

誰でも一発でその会社が「潰れそうか」を見抜けるポイント

貸借対照表は、企業の経営状況を示すものであり、読みこなすことは企業経営者や投資家にとって必要不可欠です。 一目でその会社の経営状態がわかる「貸借対照表」の読み方について解説します。 企業の景況感、業況判断・売上高・経常利益・資金繰り 貸借対照…

【新NISA】魅力ポイントと意外なデメリット

2024年から新NISAがはじまる予定です。 新NISAは非課税保有期間が無期限になるなど、これまでより使いやすくなるため興味を抱かれる方も多いでしょう。 とはいえ、「現行NISAとどこが違うの?」という疑問もあるのではないでしょうか。 新NISAの魅力的な制度…

50代・60代の年代別平均貯蓄額、老後の貯蓄・貯金のポイントは?

40代、50代、60代の年代別平均貯蓄額や、実際には老後資金としていくら貯金が必要なのか計算方法を紹介します。 さらに50代におすすめの貯蓄方法や制度をチェックしましょう。 周りの人に面と向かって聞くことはできないけれど、みんながいくらぐらい貯蓄・…

「いつのまにか資産家になる人」に共通する習性

資産を築こうと考えたとき、まず初めに思い浮かべるのは「収入を増やしたい」ということではないでしょうか。しかし、資産を築きたいのであれば、むしろ「収入」よりも「支出」を意識すべきなのです。 資産を築くには、収入より支出を意識すべき理由について…

金融庁も問題視する「ファンドラップ」、高齢者を狙う金融機関の甘い誘い

「金融のプロにお任せ」「あなたに最適な運用を」このように謳うラップ口座は、金融機関がお客と投資一任契約を交わし、お客に代わって資産運用をするサービスです。 お客ごとに資産を包む(ラップ)ように専用口座を設け、運用目的やリスク許容度に応じた資…

株式投資で「勝ち続ける人」と「そうでない人」の決定的な差

株式投資で「勝ちやすい人」と「負けやすい人」には、どのような違いがあるのでしょうか? 株式投資の利益には、大きく分けて3つあります。「株価の上昇」「配当」「株主優待」です。 株式投資の最大のメリットは、購入した株式の株価が上昇したときに得られ…

日本人の「貯蓄より投資へ」が根付かない理由

世界的なインフレの波が日本にも押し寄せ、物価上昇や値上げによる金銭的な不安を抱えている人は多いです。 賃金が上がらないなか、節約だけではまかないきれないと投資への意識は高まっているようですだ。だが、いざ投資を始めようと思っても、何を買ったら…

50歳からの「絶対買ってはいけない」金融商品

老後の不安とは、突き詰めていけば「お金の問題」に他なりません。 長生きは喜ばしい反面、それだけ生活費がかかることも事実です。 「絶対に買ってはいけない金融商品」と、老後の資産形成に適した「おすすめ金融商品」を紹介します。 まずは、「絶対に買っ…

現役世代の定年退職後のお金の実情

少子高齢化が進行する日本では昨今、定年延長や定年後の年金受給などが不安視されるなか、政府では積み立てNISAの非課税無期限化を検討するなど、定年退職後のため資産運用拡大を後押しする動きなどが見られます。 今後日本では更に高齢化が進みますが、何歳…

「投資信託100万円購入で、100万円3カ月定期に金利4%サービス」に仕組まれたワナ

いまはゼロ金利時代で、銀行預金の金利はほとんどゼロですが、時として銀行が高金利の定期預金を受け入れることがあります。 「キャンペーン期間中なので、投資信託を100万円購入してくれた方からは、100万円の3カ月定期に4%の金利を付けます」といった具合…

お金を増やせる人、そうでない人の“二極化”が進行

あなたの家にはいま、どれくらいの貯蓄がありますか? この質問に対して銀行口座の残高を思い浮かべた人は、まず「貯金」と「貯蓄」の違いを知ることからはじめましょう。 貯金とは、お金をそのまま貯めることです。貯金箱に500円玉や小銭を入れる、机の引き…

「つみたてNISAはお得」と盲信してない?やってはいけない資産形成の“落とし穴”

いまや節約や貯蓄は国民の関心事です。 少しでも賢く暮らすべく、お得な情報や投資情報に目を光らせる人も多いでしょう。 しかし、よかれと思った家計改善が、実は逆効果になることもあります。 値上げの冬を乗り越えるために、隠された「家計の真実」をお伝…

「貯蓄から投資へ」について政府の狙いは年金制度の国民への丸投げ

政府・与党が、2023年度税制改正において、「つみたてNISA」の非課税期間を現行の「20年」から「無期限」へと変更するなどの制度改定を検討していることが明らかになりました。 これは、一見、歓迎することのように見えますが、それも、毎月投資に回す「余剰…

情報商材は、ほとんどがウソ

月利2%は、FXトレードをしている人にとっては非常に控えめな数字だと思います。 YouTubeや情報商材販売サイトなどを見ると、月利何十%と豪語する人がたくさんいます。 それでは長期間継続できませんし、どこかで破綻します。 また、月利何十%と出し続けて…

30代が「資産形成を始める最高のタイミング」

20代は趣味や飲み会、旅行、など主に娯楽に出費しがちです。 しかし、30代は住宅ローンに子どもの養育費にと、20代に比べ自由に使えるお金が減ります。 お金を貯めたいけど余裕もないし、定年はまだまだ先だから、将来のために資産形成を始めるのはまだ先で…

暗号資産恐慌の幕開け

暗号資産が急落しています。11月初旬、大まかに1ビットコイン300万円ほどで推移していた相場が8日から急落、10日朝の時点では230万円台まで約25%も下がってしまいました。 仮想通貨の両雄というべきイーサリアムも同様で、1イーサリアム24万円ほどでの推移…