氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

今年は農耕型投資が良さそう

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年初からのボラティリティの高い相場で投資家はかなり疲れ切っていると思います。

今年については長期目線の投資家にとっては上値が重く、不透明感が強いことから、難しい相場になりそうです。

しばらくは値上がり益ではなく、「配当」や「株主優待」を得ることを主目的とした農耕型投資をやってみるのも良いのかなと思っています。

「配当」とは、株式会社が収益の一部を株主に分配するもので、「株主優待」とは、株式会社が株主にくれるプレゼントのようなもので、例えばファミリーレストランなどを運営する会社から、そのお店で使用できるお食事券を貰えるようなものです。

 

 

「配当」や「株主優待」は、それらを実施している会社の株式を購入し、一定条件を満たせば得られるものです。銘柄探しにコツは必要ですが、購入後は「配当」や「株主優待」を会社が変更しない限りずっと貰えます。

気がかりなのは東証再編の影響もあって、昨年株主優待を廃止する企業が増加していることです。

「配当」や「株主優待」を手にするには、銘柄ごとに決められている権利確定日に株主として登録される必要があります。そのために、「権利確定日」から起算して2営業日前である「権利付最終日」までに必要な株数を購入して、「権利付最終日」まで売却せずに保有する必要があります。

「権利確定日」は、企業によって異なる場合がありますのでそれぞれ確認しておいたほうがよいです。なお、「配当」は1株当たりの配当金が決まっているので、保有株数に応じて誰でも得ることができます。

その会社が「配当」・「株主優待」を行なっているかは、例えば証券会社の個別銘柄情報が掲載されているホームページで確認できます。

「配当」や「株主優待」に着目した「農耕型投資法」で難しい点があるとすれば、どの銘柄を買うのかを決めることです。

いくら「配当」や「株主優待」が得られても、購入した銘柄の株価が大幅に下落したら、トータルでは損になってしまうからです。業績のチェックは必要です。

「配当」・「株主優待」を貰うことは中・長期でじっくり保有することですから、銘柄選択は業績・割安などの条件を備えたものについて詳細な銘柄検索などを使って行なうべきです。

優待クロスというものもありますが、少なからず信用売りの貸株料などの経費は発生しますので、タダでもらうことはできません。

 

 

以下の条件で、配当利回りと優待利回りが高い銘柄を選び出すことが良いです。

・比較的業績は良好で予想PERが20倍以下であること

・株価2,000円以下であること

・予想配当利回りが2%以上あるいは、魅力的な株主優待を行なっていること

買い方の注意としては2つあります。まず「配当」・「株主優待」が目的なら、無理に1銘柄に絞り込む必要はなく、複数の銘柄を買っても構わないです。

複数の会社や違う業種の銘柄に分散して投資する「銘柄分散」をすることで全体として大きな値下がりを避けられる可能性が高まります。

また、今の株価水準が安いのか高いのか判断できない場合、タイミングも分けて買うやり方もあります。 条件にあった株式を買って、保有しているだけで定期的に利益を得られるのが、「配当」と「株主優待」のメリットです。

セミリタイア人にとってはふるさと納税ができない分、優待投資で優待品を生活費の足しにするのも良いかと思います。

 

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