氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

高級食パンブーム半年で終わり

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高級食パン専門店が私の住んでいる町にも昨年ぐらいから異常にできていました。とても高級住宅地じゃないような、庶民が住んでいるところでも出店していたわけです。最初はこんな1000円近い食パンを誰が買うのかなと思っていました。

最近、近くのその高級食パン専門店2店ほど、知らない間に閉店していました。全国的に閉店が相次いでいるようです。

そもそも高級食パンを普通に買える人は上級国民しかいないです。庶民は特別な日に買うもので、毎日食べるものではありません。

また、高級食パンが耳まで柔らかくて、甘い理由は、バター、生クリーム、ハチミツなどが多く混ぜ込まれているからで、もはや菓子パンみたいなものです。

パンの小麦自体も糖質であり、ハチミツ等で更に糖質が多くなっています。 糖質を多く接種すると、食後の血糖値が上がって太りやすくなります。

急激な血糖値の上昇は危険な病気につながるので、注意が必要です。 糖質の摂り過ぎは癌に繋がるリスクがあり、うつ病、免疫力の低下など、様々な危険性があります。

 

 

バターや生クリームには「飽和脂肪酸」が多く、動脈硬化によって心筋梗塞や脳閉塞になるリスクを増加させます。

確かに触感はおいしいですが、冷静にに考えるとかなり高カロリーのものです。毎日食べていたら健康を害することは間違いなさそうです。

さらに、食パンの原材料が、国際的な需要の高まりやコロナ禍による物流コストの上昇などが原因で、軒並み値上がりして追い打ちをかけたことも事実です。

ブームに便乗して事業をしても最初はよいのですが、ブームは一気に冷めますので売上は一気に減ります。

高級食パンの次に危なそうな業態はフルーツサンド店と思います。フルーツサンドは、価格もかなり高めで、高級食パンと比べても日持ちしなさそうです。中に入れる果物も、高級フルーツであればさらに価格が高いものばかりです。

さらにパンや生クリームといった材料も、高騰が続いているだけに、開業したとしても軌道に乗せるまでが相当厳しそうで、そのブームも短いものになりそうです。

フルーツサンドは誰でも家で作れますからね。

 

 

また、大手メーカーの作る食パンであれば、スーパーで100円程度で売っていますし、ディスカウント店では70円前後で売っています。毎日食べるなら庶民は安い方に行くでしょう。

ただ注意しないといけないのは安いパンにはショートニング(植物油から作られたラードの代用品)が入っています。

ショートニングとは動物油や植物油を原料としたクリーム状の食用油脂のことです。 パンがふっくら焼きあがり、時間が経っても固くなりにくく、翌日でもおいしく食べられるのはショートニングが入っているからです。

昭和の時代のパンは買った翌日すぐに固くなってパサついていました。

植物油からショートニングを製造する際に、10%程度トランス脂肪酸が出来て含有されます。 トランス脂肪酸は、動脈硬化を引き起こして心疾患の危険性を高めるようです。

2003年にはWHOが、1日のエネルギー摂取量のうち、1%未満に抑えるよう勧告しています。 世界各国では、トランス脂肪酸の含有量を記載する義務がありますが、 日本では記載義務がありません。

さらに、日本で使用される小麦の85%は外国産です。小麦や大豆の収穫前に使われる グリホサートという農薬、輸入小麦や食パンからも検出されており、発がん性や遺伝毒性はないといわれていますが、 腸内細菌への影響について指摘する研究結果が出ています 。

高級なものも安いものもおいしく感じられるものには、何か理由があります。

 

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