氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

投資をすることで得られるもの

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投資の目的は、お金を増やすことです。しかし投資には、お金を増やすこと以外にも様々なメリットがあります。

投資という訓練で、私たちの内面の能力を鍛え上げ、高めてくれます。それは、健康に若々しく年を重ねることに寄与してくれます。

以下に投資によって得られることを示します。

・忍耐力を高める

 投資をすることで、お金が直線的に増えることはありません。必ず、押し目や戻り、下落があります。そこを乗り越えないと、お金は大きく増えません。つまり、投資には難局や、停滞、暴落を耐える忍耐力が必要です。我慢ができない人は投資で必ず失敗します。

 いったん耐えてお金が増えることを学ぶと、人はさらに忍耐ができるようになります。体験によって、忍耐力を高めていくという意味でも、投資は最高のトレーニングなのです。

 目先の損得にとらわれないで、長期投資をすることで資産を数倍にも増やすことができるのです。

 

 

・記憶力を増強する

 現状を分析して仮説を立てる際、必要となるのが記憶力です。歴史を知っていたり、過去の体験を覚えていたりするから、未来への仮説が立てられるのです。

 投資には絶対的に記憶力が必要です。 もし現在、記憶力が弱いと心配する人がいても心配ありません。

 お金を増やすという強力な動機に突き動かされた行動は、自発的に記憶力を高める工程に進んでいきます。

 たとえ、それが手痛い損失の記憶だったり、大儲けした時の高揚感の記憶だったとしても、どちらも投資家の能力を高めてくれます。

・ 想像力を鍛える

 投資は、現状を分析し、未来への仮説を立て、それを検証する作業ですので、想像力が大事です。

 単に想像するだけでなく、その想像が的中したか妄想に終わるかまでを、この目で確認できるのですから、格好のトレーニングとなります。

 想像を繰り返すことで、想像力は広がり、実現性も高まることでしょう。

・比較力を磨き上げる

 方針を決め、投資をすることになって大切な力が、比較力です。

 広告宣伝や営利的なキャッチに惑わされず、本質的に良い金融商品を選ぶには、豊富なデータを収集する力、それを合理的に比較するための基準づくり、比較対象を絞り込む力など、比較力には複数の能力が必要とされます。

 一回でうまく比較できなくても、一回ごとに比較した結果を検証することで、比較力は、磨かれて改善していきます。その知恵は、ビジネスでもショッピングでも威力を発揮してくれます。

 

 

・感情を抑える

 能力の最大の敵は自分の感情です。好き、嫌い、勝ちたい、怖い、凍りつくなど、すべての心の動きは、投資にとって障害です。

 能力があっても、感情を制御できない人は投資で勝てません。 自分の感情にもてあそばれない、感情の暴走を抑えることができる、どんなときも平常心で冷静な判断ができる。そんな風に自分を成長させてくれる力が、感情抑制力なのです。

投資は健康にも良いとされています。 投資をすることが、お金を増やしながらも、能力を磨き、脳を活性化して、若さを保つトレーニングだとしたら、これこそ日本人にとって必須でしょう。

特に株式投資は、銘柄を研究したり、日々動く値動きや相場の変動などが脳に刺激となり、認知症の予防に役立つと考えられています。

日本人の最大の不安は、下流老人になること、そして老後の悲劇は認知症になることですから、投資はその両方を解決してくれるものだと思います。

ただし、自己陶酔的な投資や、ギャンブルのような投機は、歯車を逆回転させる力を秘めていますから、注意が必要です。

 

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