氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

理解できないものには投資しない

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自分のお金で投資をする以上、投資先の内容は理解し、納得の上での購入が欠かせません。自分で決めてその投資をしたはずですから責任も自分にあります。まずは自分で投資の是非を判断できるようになるべきです。

投資の神様といわれる米国のウォーレン・バフェット氏の言葉があります。

「何に投資すればよいかと絶えず質問を受ける。それに対する答えは、誰の言うことも信じてはいけない。あなた自身がよく知っているものだけに投資するのが、成功への道である」

これは要するに周囲の人の投資話をそのまま鵜呑みにして、自分自身で理解できないものには投資してはいけないということです。知らないことが最大のリスクにつながります。

投資詐欺(詐欺的な投資勧誘)による被害が、若者、高齢者を中心に後を絶たないのも知らないものに投資をしているということです。

商品のしくみがわからなければ、どういうリスクがあるのか、最悪の場合どのくらい下落する可能性があるのかもわかるわけがないし、リスクの所在がわからないままに投資すると、マーケットが混乱したときに冷静に対応することができないからです。

 

 

複雑な仕組みを持った商品は手数料がとんでもなく高く設定されているため、多くの人にとっては検討に値しません。

投資信託の中には、旬のテーマを扱ったものやオプションなどを使った複雑な仕組みのものがあります。投資対象がよく分からないのに「なんとなく儲かりそう」と購入してしまうと、大失敗することもあります。

そのため、商品内容を理解する必要もないと思います。「複雑でよくわからないものには近づかない」という態度でいるのが正解です。

ビットコインやFXも少ない元手で一攫千金できることから若い人に人気ですが、ボラティリティが高い特性があるがゆえに資産の安定性に欠けることから個人的に投資商品としてはどうかと思います。

投資するときには必ずリスクを伴うことを理解しておかなければなりません。

 

 

ただ、リスクを取りたくない人は、投資などせず貯金があれば安心と思うかもしれません。

しかし、預貯金は元本保証で安心と思われがちですが、実はリスクもあります。投資をせず貯金しかしていないことが問題になるのは、物価が高くなる時です。

貯金の金額が変わらなくても、お金の価値が減る時には預貯金はリスク資産となります。

インフレになると賃金や株、不動産は値上がりする傾向がありますが、現金や預貯金の金額は変わらないため、実質的な資産価値は目減りします。

現在、世界的にモノの値段が上がりインフレになりつつあります。

インフレに強いとされる金融商品は、株式や不動産です。景気がよくなり需要が供給を上回ることによって物価が上がれば、企業の収益も不動産の価格も上がると考えられるからです。投資には、インフレリスクを回避する目的もあるのです。

 

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