氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

下げ相場への対応

2013年からアベノミクス相場で途中何回かショック安はあったものの、右肩上がりの相場だったため、利益を享受してきた人は多いと思います。

ショック安の時にレバレッジ取引さえしていなければ、この相場では大きく負けることはなく、誰でも勝てていたはずです。

しかし、下げ相場は長期投資には向いていませんので、買いポジションが目減りするだけになります。買い方は買っても下がり、損切りの繰り返しですので泥沼にはまりやすいです。一方売り方は空売りで儲ける人もいますが少数派です。

振り返ってみれば今年9月が天井で、しばらく下げ相場になることも想定しておく必要があります。問題は下げ相場にどう対応するかということです。

長期的な視点にたって、今まで通り上げ相場の中の小休止と見れば、押し目買いでしょうが、局面が変わり下落相場に入っているのであれば、買い方の場合、突っ込み買いの吹き値売りの短期勝負でないと利益は出せません。

一番やってはいけないことは信用買いや難平買いで損失を大きくすることです。また、現金比率を高めて休むことも重要で、あとで入るチャンスはいくらでもあります。

 

 

投資というものは、冷静に考えてきちんと数字を見て判断しないといけないのですが、一方で投資マインドを大きく左右するのが人間の心理です。

相場の上げ下げというのは直接自分のお金が損か得かということに直結しますから、心が揺れ動かされないわけがないのです。

投資を邪魔するもの、それは「欲望」と「恐怖」です。上がっている時に冷静な判断を妨げるものは「欲望」であり、下がっている時に正しい行動の邪魔をするのが「恐怖」です。

今のように下落が続くと、投資をやっている人は不安でたまらないと思います。

仮にリーマンショック級の下げになった場合は、下げの初動で売っておかないと、長い塩漬けになり、資金効率が良くないどころか、含み損銘柄を持っていると精神衛生上よくありませんので気を付けてください。

株式投資を成功させる条件は、相場から絶対に退場しないことです。

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