氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

社会

監獄のような「貧困ビジネス」が急増中 その手口と「脱獄」方法とは?

インフレの影響が続き、10月から酒類・飲料を中心に4000品目以上が値上がりし、多くの人が生活の苦しさを実感しています。インフレの影響は特に所得が少なく、貧しい人々に大きな影響を与えています。今後、多くの人々が家賃を支払うことができなくなり、ホ…

「50歳独身男性はいますぐ婚活をすべき!」経済的自由を求めた結果、なにが残ったのか?

孤独を抱えながら生きる未婚男性は長寿とは無縁、平均寿命より15歳も早く死んでしまうといいます。日本人男性の4人に1人が結婚せず、生涯未婚の人生を選んでいます。しかしその選択が「寿命を縮める」という事実をご存じでしょうか。生涯未婚男性の死亡中央…

都心マンション「1億円越えの物件がバンバン売れる」ことが暗示する、日本経済のヤバい未来

都市部を中心に1億円を超える高額物件ばかりが売れるなど、マンション業界に異変が起こっています。これは景気が良いことが原因ではなく、継続的な物価の上昇、つまりインフレによる弊害のひとつといえます。なぜ異様なまでにマンション価格は高騰するのでし…

不景気を耐える中で「いい大学・いい企業に入る」「盛大な結婚式」を幸せと思わなくなった若者の価値観

コスパが追求されるようになった要因は不景気にあり、「失われた30年」を中心に、日本の経済の停滞がコスパという概念が普及した要因であると考えます。 一方、若者を中心にタイパが追求されるようになったコンテンツ視聴方法においても、不景気が大きく関係…

年収だけがネックじゃなかった…「格差婚」の種類&よくある5つのトラブル

格差婚と聞くと、年収に格差があるペアの結婚を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 でも、内面や価値観などが極端に異なるといった意味での格差婚も存在します。 高年収×低年収の格差婚だけでなく、アウトドア派×インドア派、浪費家×節約家など、あ…

就職氷河期世代「年金15万円なんて、どうせもらえない」…「割りを食った世代」の厳しさ

「厚生年金に40年間加入して、その期間の平均収入(月額換算した賞与含む)が月43.9万円の場合、受給額は月額約9.0万円の老齢厚生年金と、月額約6.5万円の老齢基礎年金を合計した約15.5万円(2021年度)になります」。厚生労働省の運営するホームページ『い…

「お金があれば幸せ」ではなかった 調査で判明

フィンウェル研究所では、毎年「60代6000人の声」と題してアンケート調査をしています。この世代のことを知ることが、現役の人たちにとっての将来を読み解くカギになるかもしれません。 60代の生活満足度に関する声を拾ってみると、お金と生活の満足度のちょ…

フリーランス限定、「年81万6,000円」が全額所得控除…お金が「実質150%」に増えることもある

個人事業主の公的年金(国民年金)は、老後に受給できる年金額が、会社員・公務員の「厚生年金」よりも低くなっています。そこで、年金だけで足りない分については自分で補う必要があります。 そのために、まず活用を検討すべきなのは、税制優遇を受けながら…

ステルス増税か? 一人1000円の森林環境税 来年度開始

会社員や自営業者など一人年間1000円を徴収する「森林環境税」(国税)が2024年度から導入されます。 新税は温室効果ガスの排出削減目標の達成や災害防止などを達成するために、住民税上乗せで納税者から直接徴収されるカタチです。 納税開始までは19年度か…

「PayPay祭り」の終焉

伝統的な「現金」の比率が下がり、「非現金」の決済が増加する傾向にあるのは確かなのですが、「キャッシュレスブーム」の騒ぎにおいて、伝統を持ちなおかつ大きなシェアがあるクレジットカードの存在がほとんど抜け落ちていたことが問題であったのです。 さ…

頭が悪くても、能力がなくても、「抜群の成果を出す人」

田舎の大学を卒業し、徒手空拳でベンチャーを創業した自分のような者が、一流大学を卒業して大企業に就職した人たちに伍して仕事をし、人生を生きていくにはどうすれば良いのかということを、常々考えていました。 同時に、それを誰にでもわかりやすいように…

お金持ちが「セール」に行かない理由

季節の変わり目や年末年始のセールには多くの人が集まりますが、そこにお金持ちの姿はあまりありません。 100円ショップやスーパーにお金持ちが普通に出没しているのとは反対です。 彼らがセールに行かない理由は、大きく分けて二つあります。 一つは、本当…

介護業界からの人材流出に歯止めをかけられるか?

政府・与党は11月6日、2024年2月から介護職員等の賃金を月6,000円引き上げる措置を行う方向で調整に入りました。介護業界からの人材流出を重くみてのことです。 しかし、同日に厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」によると「実質賃金」が18ヵ月連続で…

政府と財務省が気付かぬうちに進めていた“実質的な所得増税” 給料上がっても手取りが減るカラクリ

「給料は一応上がっているはずなのに、生活はどんどん苦しくなる」 多くの国民の生活実感の一方で、所得税、消費税、法人税ともに税収はうなぎ上り。国の税収は2年間でざっと22兆円も増えた。岸田首相は税収増が「成長の成果」と言いますが、なぜ、国民の懐…

“サウナブーム”終焉か?

ブームの渦中にあったサウナ市場も、今やその過熱ぶりが冷めつつあるかもしれません。消費者の注目はピークアウトの兆しが見えだしましたが、サウナ施設の出店は、大都市圏を中心にハイペースで続きます。 そうなると懸念されるのが、事業者同士の競争の激化…

倉庫に積み上げられたホタテ在庫 余っているのに安売りしない理由は"ホタテ業界

中国の日本の水産物の全面禁輸を受け…なぜか日本全国でホタテの推し活が広がっています。 最近では、ホタテ支援を取り上げるニュースも増えています。 なぜ今、ホタテを推すのでしょうか。 なぜホタテばかり推されている? 禁輸でなぜ"ホタテ"を推す? 輸出…

日本のサラリーマンは「勝ち組とそれ以外」に二分される

長い間、日本では“新卒一括採用、年功序列、終身雇用”からなる雇用慣行が続いて、個々人の役割や能力、実績に直接関係なく、給与はほぼ一定でした。 その状況が、変わりつつあります。 “2024年問題”に直面する物流業界など、人手確保は企業の存続に直結する…

弁当はタッパーに白米だけ、ミスを個室で責められた 大学院出ても手取り12万円「非正規公務員」のリアル

2000年代以降、公務員制度改革が進む中、行政機関での非正規雇用が広がっています。 こうした中、社会で弱い立場にいる人々の支援を志す若者の中には、大学院などで専門資格を取得していても月10万円そこそこの賃金しか得られなかったり、支援に必要な研修な…

高齢化社会なのに会員数激減?「老人クラブ」が“衰退の一途”をたどる

全国に8万5000以上の数がある「老人クラブ」。高齢者を会員とし、健康づくりのためのスポーツや社会参加などの活動を行う、地域を基盤とした自主的な組織です。 会員数は、1998年の887万人をピークに、2022年は438万人と大きく減少しています。65歳以上の高…

緊急事態宣言中でも病床は逼迫しておらず、税金を垂れ流していただけ

コロナ禍では、医療機関には「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金事業(病床確保事業)」として、都道府県を通じて国から補助金が支給されていました。 これは、JCHOの病院に限ったことではありませんが、国や政府機関の決算、国の補助金などの会計検…

コロナ禍で病院の経営者たちは補助金バブルに沸いていた

日本のコロナ対策にはどんな問題があったのでしょうか。 政府は新型コロナ用に病床を確保した病院に補助金を出し、補助金を受け取った病院のなかには、積極的に新型コロナの患者を受け入れなかった病院も少なくなかったのです。 新型コロナでチャンスが到来…

「東京下げ」がネットでたまにバズる理由、人の目が死んでる・港区女子ばかり…

ネット上でもリアルでも、時として行われるのが「東京下げ」です。 背景にあるのはおそらく、「首都東京にならばある程度何を言っても構わない」というねじれた感情です。 東京に住み、東京に暮らす人たちは、この唐突な「東京下げ」とどのように付き合えば…

「運がいい人」が“少しだけリスクのある道”を選ぶ理由

「私は運が悪い」とあなたは思っていませんか? でも実は「運がいい」と思っている人も「運が悪い」と思っている人も遭遇している事象は大差が無い場合が多いのです。 「運」というものは必ずしも、その人がもともともっていたり生まれつき決まっていたりす…

引きこもりになった理由1位は「退職」…増える中高年の引きこもり

若いころの引きこもりと違い、声をかけてくれる家族がいなくなってしまうという深刻な悩みが出てくる中年の引きこもり問題です。 その原因となるのは、“人とのつながり”がないと思ってしまうことや表面的な同調がもたらす疎外感です。 最近の精神医学や心の…

日本人の「幸福度」はずっと「最下位」…あなたの「仕事がつまらない」のは「あなた界隈」がイケてないからだった!

日本人の労働意欲や仕事満足度、いわゆる会社へのエンゲージメント(愛着や忠誠心等)の類が世界の主要国中で最低水準なのは今や一般常識となっています。 一方、日本人の社会人教育市場は成長の一途です。「自己啓発市場」は2016年時点で平成元年(1989年)比3…

女性が「自分より下」の男性を選ぶようになる日はくるのか?

少子化の大きな原因は、結婚が減少していることです。とくに高年収女性と、低年収男性の未婚率が高い状況が続いています。女性は男性に、自分以上の学歴・地位・収入を望むという、昭和の結婚観は、現在でも根強く残ります。しかし、学歴も職歴もどんどん平…

上位10%「日本のエリートサラリーマン」傾く日本を軽々と渡り切る、衝撃の貯蓄額

上がり続ける物価に、伸び悩む給料です。 一般庶民の生活は苦しくなる一方だ。生きていくには「死ぬまで働く」という過酷な人生設計が現実味を帯びるなか、サラリーマンのなかのエリート、上位10%の人々の経済状況はどうなっているのでしょうか。 統計をも…

「偽減税」にだまされるな、“増税メガネ”岸田首相、減税強調も12月から増税ラッシュ

「増税メガネ」などとの揶揄に耐えきれなくなったのか、岸田文雄首相が「減税」も政策メニューへ加えることになりました。 岸田首相は、筋金入りの増税主義者として、国会のある永田町では知られてきました。自身の出身派閥『宏池会』では、財務省出身者が名…

就職氷河期世代の苦悩は、40代になった今も続いている

2022年の総務省『就業構造基本調査』の結果が公表されました。国内の全労働者の収入分布を知れる貴重な資料です。 厚労省『賃金構造基本統計』や国税庁『民間給与実態調査』は、一定規模以上の会社の雇用労働者に限定されるが、『就業構造基本調査』は自営等…

日本人のための「ムラ社会」脱出法

世間を大きく騒がせている、ジャニーズ事務所の性加害問題です。記者会見の場で出た「得体の知れない空気感」という言葉が注目を集めました。 犯罪を承知していたのに、それが問題(犯罪)であることを指摘できず、止めることができなかったという意味です。…