セミリタイアする方のほとんどは、現役時代から節約志向のある方が多いですので心配はいらないと思いますが、リタイア後の生活費について年間どの程度かかるかシュミレーションしておくことは重要です。
その中で最も費用がかかるものが都会で賃貸した場合の住居費です。
自宅は所有と賃貸とで分かれますが、所有していた場合、維持費として一戸建てで修繕しなければ0ですが、マンションであれば修繕積立・管理費(併せて1~数万円)がかかります。
あと固定資産税も都会で築浅物件ほど高くなります。最近は自然災害が多いので火災・地震保険の費用はかかりますが入るべきでしょう。
自宅については出口戦略を持って将来的に売れる物件を購入をした方が良いです。
地方の物件は安いですが、今後自宅を売却するときには人口減少や景気後退によって、土地価格が下がっている可能性が高いからです。
また、賃貸であれば家賃、共益費、更新手数料などがかかりますが、固定資産税はかかりません。騒音や異臭などで周辺に迷惑な人がいれば、住み替えれば良いので自由度はあります。
賃貸するならば公団がおすすめです。
ある程度の貯金あるいは所得があれば、審査が通り入居できます。
保証人なしで更新手数料もありません。保証人がいらないというのは大きいです。敷金もなにもなければほとんど戻ってきます。
私は過去に数年間住んでいましたが全額戻ってきました。
家賃を払うと場所にもよりますが、都会ではかなりの出費にもなりますし、高齢者になると家を借りられないことにもなります。
セミリタイアする場合は、固定資産税等がかかるにしても、トータルで言えば家を持っていた方が安くなり、老後の心配も減るのではと思います。