氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

閑散に売りなしでマザーズ底なしか

年末休暇を控え外国人投資家もお休みモードのようで、昨日の上げは先物の買戻しです。

小型株は上がらず、大型株だけ上がるいびつな状況です。買い戻しが終わればまた下げ方向です。外国人の実需買いはまだ先のようです。

マザーズは個人の信用評価損率が-30%近くになっており、個人の追証の投げ売りが出て火だるまの状態ではないでしょうか。

IPO銘柄を買っている場合じゃないですね。

閑散に売りなしという相場格言は、相場が大きく下落したのち、出来高が少なくなった状態で株を売るのはやめておけという趣旨の格言となります。

閑散相場では「売りがでない=株価が下がらない」という意味ではなく、「閑散に売りなし」は、高値圏から下落して持ち合い相場が生まれたときの状況を意味します。

こういった持ち合い相場が長く続くと、取引参加者が次第に減っていき、相場の出来高は細っていくことになります。

 

 

その状態が続くと痺れを切らした投資家が売る人もいるわけです。

そういう状況で株価が下がっても、それは単発的な売りですのでそれが一巡することで、買いの目が出てくることがあります。そうした反動で買いが買いを呼び、持ちあい相場を上にブレイクすることもあるわけです。

どうしても気弱になって、ついつい売りたくなってしまいたくなりますが、閑散相場では安易に売るべきではないというものです。

ただし、あくまでもそういったケースもあるという話にすぎません。もみ合い後、下放れるというケースもあり、必ずしもこの格言が正しいと言うわけではありません。

特にもみ合った期間が長くなるほど、下方向に動いたときの幅も大きくなる傾向があるため、「閑散に売りなし」という言葉を過信して買い向かって大損しないよう注意が必要です。

また、ノーポジの場合もこの状況で買うのではなく、上昇を確認してから買っても遅くはないともいえます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村