氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

「FX投資」は「株式投資」よりも断然難しく、一握りのトレーダーのみ勝ち続けられる

投資にはさまざまな種類がありますが、FXはほんの一握りのトレーダーしか勝ち続けることができないといわれています。

特に、投資のなかでも歴史が長く、投資人口も多い株式の現物取引と比べても、FXは勝ち続けることが難しい投資方法です。

そのようななか、プロはなぜ勝ち続けることができるのでしょうか? 

株式の現物取引とFXの大きな違いは「売買方法の違い」です。

FXでは「売りと買い」の判断とエントリーができます。しかし、株式の現物取引は「買い」のエントリーしかすることができません。

基本的に現物の株式は買いたいときに株券を購入して、売りたいときに株券を売る投資になります。手元に株券が存在しないのに「売り」のエントリーをすることはできません。そのため、株式の現物取引は相場が上昇するタイミングでないと利益を出すことができません(注:株式の信用取引を利用すれば売りは可能です)。

 

 

対してFXは、買いのポジションも売りのポジションも持つことができます。どちらのポジションも持てることから、相場が上昇局面でも下落局面でも利益を出すチャンスがあります。

しかし、買いでも売りでもポジションを持てるため、リスク管理を正確に行わないと、資金を失うリスクが極めて高くなってしまいます。

普段何気なくFXを行っているトレーダーは気付きにくいですが、FXは株式の現物取引よりもリスクを背負って取引しているのです。

株式の現物取引と比べ難しいとされているFXですが、FXを難しくさせている大きな要因のひとつが「売りのポジションを持てる」ということです。

株式の現物取引では実現できない新規の売りポジションは、気づかぬうちにトレーダーに心理的な負担をかけています。

極論をいうと、株式の現物取引は買いの判断さえ間違えずに行えばいいので、買いポジションを取るタイミングのみに集中することができます。

一方、FXの場合、相場全体の流れを読んで、買いで入るか売りで入るかを判断しなければなりません。トレーダーは常にいち早く、ふたつにひとつの判断を迫られ、相場が逆転してしまったときのストレスや、悩み抜いて取引しなかった場合の機会損失に対する後悔の気持ちに打ち勝たなければいけません。

実は、意識しているようで意識できていない心理的負担がトレーダーには付き纏っているのです。

その結果、心理的にやられ、なかなか成績が上がらないトレーダーは相場から退場してしまうのです。このように、FXのメリットがかえって自分の首を絞めているトレーダーは多く存在します。

FXは、買いのポジションと売りのポジションを持つことが可能で、土日以外であれば24時間取引することができるため、「いつでも大損する可能性もある」ということです。

X初心者は、FXのメリットばかりに目が行きがちですが、この恐ろしい現実をいつでも頭の中に入れておかなければいけません。

 

 

「いつでも取引できる」という誘惑は、機会損失を恐れるマインドを作り、初心者によく見られるポジポジ病を生み出してしまいます。

「ポジポジ病」を防ぐには? この「いつでも取引できる」という甘い誘惑を、FX本来のメリットとしていくためには、毎回のトレードで、トレード戦略を練ることが非常に大切です。

戦略のなかでも自分の得意なチャートパターンを持つことで、ポジポジ病を防ぐことができます。 勝率の高いチャートパターンを見つけるためには、普段からトレードの記録をつけることが必要です。

自分だけのトレード記録をつけることで、心理的にも負担が小さいチャートパターンが見つかるはずです。 自分だけのトレード戦略を見つけることができたら、そのチャートパターンが出る時のみトレードを行うというマイルールを作りましょう。

無駄なトレードを行わない仕組みを作れば、理論的には24時間ポジションを持つということが無くなるはずです。簡単な仕組みを作ることで、FXのメリットを存分に発揮することができるでしょう。

トレード戦略を練るうえで、損切りのタイミングも非常に大切です。

自分が思ったようにトレードが進まないことがあれば、早めの損切りをすることをおすすめします。為替機能が停止しない限り、相場は動き続けます。

目の前のトレードに固執せず、次のトレードを意識するかどうかが、プロトレーダーと初心者トレーダーの違いです。 思うように動かない相場は早めに切り上げて、次のエントリーポイントを模索することが重要です。

なかなか損切りせず、含み損を抱えたまま放置することは、機会損失や資金拘束にも繋がるので、初心者のうちからシビアに向き合いましょう。

 

 

株式の現物取引と異なり、買いでも売りでもエントリーできるFXは、収益をあげるのに大変効率のいい投資方法です。「いつでも取引できる」というFXのメリットを活かすも殺すもあなたの日々の行動次第です。

工程や手間は増えますが、日々のトレードを振り返ることでトレードスキルの上達を実感することができるでしょう。

FXでメンタルをコントロールする方法は、「ルールを作ってその通りに行う」ということです。それができないから困るわけなのですが、そこは訓練しかありません。

ルールを徹底するためにいいやり方としては、トレード日記をつけることです。トレード日記をつければ自分が本当にルール通りできたのか確認することができます。

ただし、その為には日記を正確に嘘偽りなくつける必要があります。

これが結構難しいのですが、慣れるしかありません。 まとめ サラリーマンで現実的に億り人になる方法は投資しかありません。

なかでもFXは初期資金も少なくできるため初心者向けの投資といえます。

投資は危険だといわれることもありますが、実際はそんなことはまったくなく、やり方によってはほとんど損失もなく始めることができます。

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