なぜ「人生は死ぬまでの暇つぶし」という考え方が大切なのでしょうか?
その理由は、
①生きる目的を強制されない世の中だから
②「生きるのが辛い」と感じている人が多いから
③最後はみんな死ぬから
それぞれについて解説していきます。
①生きる目的を強制されない世の中だから
人は夢や目標など「生きる目的」を考える生き物です。もちろん成長や成功につながるものですが、それに縛られて苦しい想いをしている人もいます。
しかし、よく考えてみれば現代は生きる目的を強制される世の中ではありません。
仕事を頑張るのも、ダラダラ生きるのも個人の自由です。誰かに縛られる必要はないのです。
興味がある顔、正社員で働かないとだめ、結婚したら家を建てるなど、目的を強要される場面もありますが、基本的には従う必要はありませんからね。
よって「人生は暇つぶし」という考え方を持っていれば、肩の力を抜いて生きられます。
②「生きるのが辛い」と感じている人が多いから
「生きるのが辛い」と感じている人 「生きるのが辛い」と感じている人も多いのではないでしょうか。
特に日本人は、真面目で几帳面な性格のため、ちょっとした失敗やミスでも重く受け止めがちです。
上司に怒られて会社に行きたくない
恋人に振られて立ち直れない
お金がなくて生活が苦しい
このような困難に直面している人は、人生に絶望しています。
しかし「人生は暇つぶし」という考え方なら「どうにでもなる」と楽観的に捉えられます。
生きるのが辛い人は、もっと気楽に考えた方が、生きやすくなるでしょう。
③最後はみんな死ぬから
人生どんなに成功しようが、どんなに苦しい経験をしようが、最終的に「死」に行き着きます。
しかし結果は分かっているにも関わらず、苦しい方へ向かってしまう人がいるのです。
それならば「気楽に生きよう」と楽観的に考えた方が、ストレスを抱えずに済みます。 最後はみんな死にます。
だからこそ、人生は暇つぶし程度に考えておいた方が良いのです。
「人生は暇つぶし」の意味を哲学的に考えてみる 「人生は暇つぶし」という言葉をスピリチュアルや哲学的に考えると、どのような意味があるのでしょうか。
國分 功一郎 著「暇と退屈の倫理学」によると、 「求めていた豊かさを手に入れると、人は退屈して不幸になってしまう」 「退屈が嫌で気晴らしを探した結果、苦しささえ求める」 「しかし退屈こそ、人間が自由である証拠なのだ」 と述べられています。
人間は退屈だからこそ悩み、良くない方向に進んでしまうとも捉えられます。
だからこそ、有意義に過ごせる「暇つぶし」が必要なのではないでしょうか?
仕事以外にも、毎日を充実させるために、趣味に没頭してみたいものです。趣味に回せるお金が少ないと、結局、仕事だけの毎日になってしまいがちですが、実は低コストでも、しっかり楽しめる趣味は多く存在しています。
今回は、できるだけお金をかけない方法で、趣味にできるものを紹介します。
ものによっては多少の出費はありますが、自分で調整できる程度のものですので、そのときの経済状況によって、うまく調整しましょう。
■図書館に行けば無料で本が読める!
読書を趣味にすると、本を買うためにお金が必要になると考えられがちですが、地域で運営している図書館を利用することで、本への出費を抑えられます。
図書館には、数万円もする高額な本も置いてありますので、自分ではなかなか購入に踏み切れなかった本でも読むことができます。
ロングセラー作品などは巻数が多いので、図書館などの施設をうまく利用しましょう。
■健康のために適度な運動!
自分の家の周辺や会社の近くなどを、ウオーキングやサイクリングなどで散策することもおすすめです。
特にウオーキングは、自分の家や、会社の定期券の沿線上を行動範囲にすることによって、交通費による余計な出費をかけずに済みます。
しかし、サイクリングの場合は、地域によっては駐輪スペースに置く際に、数百円程度のお金がかかる場合がありますので注意しましょう。
■自宅で手軽にできるヨガ
近年では、ヨガやスポーツジムの講師の方が、自身のYouTubeチャンネルを設立して、自宅で簡単にできるトレーニングの方法を動画で公開しています。
動画を見ながら実践できますので、近くに講師がいなくても分かりやすい説明を聞けて、迷わず実行できるところが魅力的です。
■ネット上の人と交流もできる配信アプリ
顔出し配信やラジオ配信といった、配信系のアプリもおすすめです。
配信系のアプリは、ダウンロードが無料となっており、自分が配信する側になっても、特別お金は必要ありません。
自分が配信しなくても、人の配信を聞きながら、コメントでネット上の人と交流するという楽しみ方もおすすめです。
多くのスマホゲームは、課金することによって快適にゲームを楽しめますが、大手のゲーム会社が提供しているようなスマホゲームの場合は、お金をかけなくても、十分に魅力的なストーリーやゲームを楽しめるものも増えています。
スマホゲームの中には、一般の方が制作した、すぐにクリアできるようなアプリも存在しています。
いろいろなゲームを探して、自分のお気に入りを発見することも楽しいでしょう。
■レンタルショップでDVDを借りる
自宅の近くにDVDなどのレンタルショップがあるのならば、映画鑑賞やアニメ鑑賞することもおすすめです。
レンタルにかかる費用は数百円程度ですので、1ヶ月のうちにまとまった時間をとって、数本程度借りるのであれば、非常にコスパよく楽しむことができます。
何十本もの多くの映画を観る場合は、映像コンテンツのサブスクに加入して、スマホやタブレットで鑑賞することで、コスパよく楽しめます。
■ポイ活
「ポイ活」とは、“さまざまな方法でポイントを貯める活動”、もしくは“貯めたポイントを活用する方法”の略称で)。ポイントはクレジットカード決済だけでなく、ほかのキャッシュレス決済や店舗独自の会員カード、ポイントサイトなどでも、それぞれの利用条件に応じて付与されます。
趣味と聞くと、楽器を始めてみたり、新しいゲーム機を購入して友達とゲームをしたり、スポーツ用品を購入して新たにスポーツを始めてみたりと、お金がかかるイメージがあります。
しかし、実際は全くお金をかけなくても、日々を充実させられる趣味というのは存在しています。
あまりお金がなく、それでも毎日を楽しみたいと考えているのならば、自分にあった趣味を見つけてください。