氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

外国人と日本人の働き方の違い①

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日本は海外と比べても残業が多い国です。

世界の国別労働時間ランキングを見ても、日本は22位で、そこまでブラックではない位置にいますが、実際はランキング通りではない企業がほとんどです。

ブラック企業の多くは、月給に「みなし残業」を手当てに含み、ひどい場合は残業代が出ないこともあります。

日本:残業する人=たくさん頑張って評価が高い人

海外:残業する人=仕事が終わらせられない評価の低い人

このように日本と海外では、残業に対する感覚が異なります。 そのため帰れない雰囲気が無くなるだけでも、日本全体の生産性がアップします。

人手不足が深刻な日本ですが、そんな環境で働き続ける人の気持ちが分かりませんし、過労死や自殺といった悲しい事件もあったにも関わらず、未だにこんな労働環境で働かせる企業があることも信じられません。

自分のビジネスでもないのに、身体壊してまで働くのか? 誰だってそう思っているはずです。

しかし、「みんな同じ思いをしているから」「石の上にも3年と言われているから」という考えが浸透している日本では、一歩踏み出せない人も多いのが現実です。 

 

 

ダイバーシティ経営の一環で外国人を採用しても、このような労働環境では、すぐに辞めてしまいます。日本のサービス業は、土日が稼ぎ時なので、休まずに働くところがほとんどです。

しかし、オーストラリアやドイツ、フランスでは、日曜日にスーパーが休みなのは当たり前です。 夏休みシーズンど真ん中に、休暇で店を閉めるところもあります。オーストラリアでは、祝日にお店を開ける場合、スタッフの時給を倍にすることが法律で決められているほどです。

一方、日本は24時間営業のお店が立ち並び、安い賃金で過剰なサービスを行っています。

まさに「生きるために働く、働くために生きることはしない。」の精神です。 また、日本では有給が取れない、もしくは取りにくい会社が多いです。

仮に有給を取るとしても、「他の人に嫌われるかな?」「評価が下がるかも」と不安になってしまいます。 しかし海外では、上司が率先して有給を消化するので、周りも気を遣うことなく休みが取れます。

また、日本の夏休みは数日間だけというのか一般的ですが、海外では数ヶ月バカンスをすることも珍しくありません。

日本は祝日が多く、GW、お盆、年末年始、とちょこちょこ1週間程度の休みがあるので、バカンスという発想がありません。

日本人は主張が控えめで、自分の意見を言わない人が多いです。意見を求められも黙ってしまったり、誰かの意見に同調したりと、主張することがありません。

一方、外国人は意見をちゃんと主張するのが当たり前です。 日本では、提案や助言を受け入れない上司が多いため、あえて何も言わない人もいます。

 

 

しかし、外国人は部下の意見を聞き、改善をしてくれる上司がいるので、誰でもフランクに意見を言える環境が整っています。 欧米人はなんでも意見できるタイプの人が多くいます。

上司の指示や考えに反論してるわけではなく、「自分はこう思う」「こうした方が良いと思う」と伝えますが、日本の管理職は嫌がります。 若いクセに口答えすると、めんどくさそうにします。

欧米人はバタバタしてる時に、「お昼休みの時間なので休憩行ってきます」というような感じで、休憩の時間を返上してまで働くことはあり得ない!という感覚の人は多いです。

外国人と一緒に働く上で、ここが1番違いを感じる部分だと思います。 この部分の理解が弱いと、生意気、ワガママ、空気が読めないと感じてしまうかもしれません。しかし海外では休みこそが仕事の効率を上げると感じ、長期休暇を大切にしています。

そもそも有休取得が難しい職場なんて考えられないと思うでしょう。

 

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