氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

アパートにかかる経費とローン返済

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アパートを持つと購入代金以外にいろいろなイニシャルコスト(初期費用)やランニングコスト(維持管理費用)がかかってきます。

2棟のアパートあわせたイニシャルコストは以下の通りです。

・ローン事務手数料約80万円

・登記費用約110万円

・インターネット無料物件ための工事設備費用(有線LAN工事)約50万円

・中古アパートについては売買仲介手数料が約120万円などです。

後でかかってくる不動産取得税が約100万円もありました。

これらの金額は自己資金から支払わないといけません。

確定申告でこれらを経費として計上すると、不動産単独の収入がマイナスになるので、給与所得と合算すれば税金が還付されます。ただし、この節税効果は最初の2年だけでした。

 

 

ランニングコストとしては

・固定資産税

・ローン利子

・火災地震保険

・共用部の電気水道代、清掃費用

・インターネット料金

・管理手数料(家賃の5%)

・退去した場合の仲介手数料(家賃1か月分程度)及びリフォーム代などです。

少しでも経費を安くしたかったので、アパートの掃除は仕事が休みの日に自分でしていました。

2006年に3500万円、2007年に3000万円とそれぞれ2.4%の3年固定金利団体信用生命保険(死亡すれば借金はなくなる)のアパートローンを組んだのですが、最後まで同じ金利でいきました。

元金均等返済で毎月支払う返済額が一定になる返済方法を選びました。

この場合、返済額に占める利子の割合が最初多くて、元金が少ないものです。最後は利子が少なくなり、ほとんど元金だけになっていくものです。

 

 

ローン利子は経費に計上でき、最初のころはこの額が大きいため節税に効いてくるのですが最後のほうはほとんどなかったです。 繰り上げ返済はサラリーマン給与と不動産収入が一定額たまると行いました。

繰り上げ返済を行うと、利子の部分を減らすことができるので返済総額は減るのですが、その都度、繰り上げ返済元本金額に対し2%の事務手数料を取られました。これを1回あたり何百万単位でやると結構な額になります。

銀行もよく考えています。借り手に繰上げされると銀行に入る利子部分が減るので、繰上げした場合、手数料をとって少しでも回収しようという狙いです。

それぞれ4回ずつ行いましたので、100万円近く繰上げ返済手数料を払うことになりました。

ローン返済はすでに終わっているのですが、トータルで計算するとローンの利子と事務手数料を銀行に850万円払うことになりました。

銀行は6500万貸してこれだけの利ザヤを得たわけですから、銀行のアパート融資はおいしい商売ではないでしょうか。

ローン返済期間中は株式投資は少額でしかできませんでしたが、リーマンショックがその間に起きましたので、多額のローンを抱えていたことで、ある程度、資産防衛できたのかもしれません。

 

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