氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

長時間働いた者の評価が高くなるサラリーマン

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日本のサラリーマンの労働生産性が先進国の中でかなり低いのは有名なことです。労働生産性というのは大体の場合、「生み出した価値÷投入した労働時間」で計ることができますが、日本のサラリーマンはこの数字が低いのです。

つまり人生の大半の時間を投入したにも関わらず、生み出している価値がその時間に見合ってないということです。少しの意思決定にも何重もの承認を必要としたり、全て紙ベースでないといけなかったり、無駄で非効率なことが多すぎます。

社内決裁を通すためにどれほどの労力で書類作っているのかということです。さらに労働場所や労働時間、私生活に至るまで徹底的な規則で縛られています。別に自宅でできることをなぜ会社に出社してやらなければいけないのか考えるべきです。

通勤という行為はただの無駄な苦痛なことに早く気づくべきです。そして一番の問題点は、長時間労働が美徳とされている点です。日本のサラリーマンはなぜか長時間働いた者の評価が高くなるという慣習があります。

評価のポイントは成果ではなく、費やした時間なのです。この評価システムによって、みんな一緒に帰らないで、会社に居続けて人生を無駄に消費するわけです。一向に生産性が向上しないのです。

しかも仕事が終わったら、飲みニケーションです。付き合いの悪い人間は評価は上がりませんから、人の悪口を言いながらムダにダラダラと終電まで飲んで帰ります。翌日また仕事に行くことの繰り返しです。生産性を上げることになんのメリットもありません。

 

 

また、日本の会社の問題は年長者が偉く威張っていることです。若者は絶対的弱者の社会が成り立っています。広い世界を見ればわかると思いますが、新しい発想というのは常に若者が生み出しています。

年長者からは保守的であるため、新しく出てくる芽を潰す発言が多いことも事実です。歳を取っているというだけで偉くもなんともないのです。経験からアドバイスはできるかもしれませんが、若者に過去の自慢話や説教しても何の意味もありません。

さらに嫌な上司、合わない上司というのは絶対にいます。 しかしサラリーマンは簡単に自分の環境を変えられないので、嫌な上司でも無理に付き合っていく必要があります。 ほんとに乱暴で、頭が悪くて、上司に媚びを売って生きているだけの人もいます。

自分より立場の弱いものに威張り散らしているにも関わらず、自分の上司に対してはころりと態度を変えるところに腹が立ちますね。でもそんな上司を変えることはできません。嫌な人、嫌いな人とも付き合わなければいけない、それがサラリーマンです。

サラリーマンでいる限り理不尽に耐えながら働き、そして永久に労働から解放されることはありません。 もちろんサラリーマンでいることを否定しているわけではありません。

サラリーマンで居続けようとするマインドに問題があると思います。

 

 

この危険な状況に気づいた人から既に行動を始めています。ただし、そう簡単にサラリーマンがすぐに資産家になれるはずはありません。そんな方法があったらみんながそうしています。

昭和の時代まではサラリーマンという悲しい階級から抜け出すのは、はっきりいって無理というレベルでした。

それは会社員という階級を捨てない限り、会社で働く以外の収入を得る方法がなかったからです。もちろんリスクを冒して起業するという選択肢はありましたが、よほどの才能がない限りは失敗する確率が高いのでなかなか踏み込めませんでした。

今は副業が簡単に出来る時代になったのです。 サラリーマンを辞められない一番の理由は、現在の生活を守るためです。

そのためサラリーマンを辞めて何かをするというのは相当なリスクを伴う決断だったのですが、今は状況が違います。いい時代になったと思います。サラリーマンをしながら副業で稼げる時代になったのです。

結局、サラリーマンがリスクを冒さずに資産家になるためには、サラリーマンをやりつつ、副業で資産を築いていくしかありません。

 

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