氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

日本没落へ突き進む

2021年度の日本の世界競争力ランキングは31位だそうです。

世界競争力ランキングとはスイスにある国際経営開発研究所 (IMD) が世界の主要60か国と地域を対象に、「ビジネスをしやすい環境がどれほど整っているか」を基準に順位付けしたものです。

「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4つの指標が設定されており、全部で300を超える項目を調査して決まります。

初めて同ランキングが発表されたのは1989年で、幅広い観点から企業が競争力を発揮できる土壌の整備度を測るものと見ることができるため、世界各国の経営層や投資家が参考にしています。

日本は1989年からバブル期終焉後の1992年まで連続で1位で評価され、96年まで5位以内を維持していましたが、97年に一気に17位にまで急落し、2020年は過去最低の34位まで落ち込みました。

 

 

いまだにFAXを使う文化があるなど、世界の先進国の中でもデジタル化やグローバル化に対応できない日本の性質が目立つ結果です。

戦後経済成長した日本の栄光にいまだにしがみついている政財官の方々(特に昭和世代)が多くいることも事実です。

今の状況は末期症状で江戸末期、第二次大戦前にもこのような考えであったと思います。明治維新も戦後も外圧により日本社会が強制的に変えさせられただけなのです。

人には「現状維持バイアス」とよばれる性質があり、変化することで利益が得られるとわかっていても、なかなか現状を変えられません。

このまま日本没落への道へ突き進んでいく可能性は高く、一度地の底まで行って全てを無くした方がこの国にとって良いのではないでしょうか。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村