氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

29%が「参加したくない」職場の忘年会…

東京商工リサーチが4700社を対象に調査したところ、約半数が忘年会を復活させることがわかりました。

一方で、独自アンケートでは若い世代を中心に29%が「職場の忘年会に参加したくない」と答え、コミュニケーションを図る目的での忘年会は岐路に立たされています。

忘年会は労働時間にカウントしなければならないおそれがあるとして、企業側が敬遠する動きもあります。

新型コロナによりほぼ一掃された企業主導型の「忘年会」。

人々の意識の変化により“復活後”のあり方は変わろうとしています。

信用調査会社・東京商工リサーチは「コロナ禍を経て、忘年会離れが進んでいる」と分析しています。

コロナ禍で忘年会を開催しないことが当たり前になりました。プライベートを重視する風潮の高まりになって開催しにくいのも要因です。

東京商工リサーチが全国の約4700社を対象に実施したアンケートでは、今年の忘年会の実施予定率は54.4%。

参考値ながら昨年同時期の38.6%から15.8ポイント上昇しました。同じ調査で福岡県内の実施予定率は62.3%と、全国平均を上回っています。

一方、「コロナ禍前は実施していたが、今回は実施しない」と回答した企業は全国で21.8%。その主な理由は「開催のニーズが高くない」「参加に抵抗感を示す従業員が増えた」「忘年会が労働時間にカウントされるおそれがある」などとなっています。

社員の意識変化もあって、コミュニケーションを図るための忘年会を開催するのはなかなか難しくなっています。

“飲みニケーション”が岐路に立たされていると思います。

“意識の変化”が浮き彫りになりました。

街の人「コロナ禍も明けて3年間も我慢したんですから、飲みたいですよね」「会社の雰囲気を良くするためにも、やったほうがいい」「先輩とか後輩としゃべる機会になるからあったらまぁ、いいかなぁと」

120人にアンケートすると「職場での忘年会の予定がある」と回答した人が56%と半数を超えました。

一方で20代や30代の若い世代を中心に29%の人が「職場の忘年会には参加したくない」と答えました。

街の人「気を使わなきゃいけないので面倒くさいですね。友達とが楽しいかな」「おじさんばかりだから参加したくない」

管理職の男性「上司と一緒は緊張するので、あんまり参加したくない気持ちはわかります。

ただ、打ち解けるのは酒の席じゃないとやりにくいのはあるかな」参加人数が多く客単価も高いため、飲食店は企業主導の忘年会の“復権”に期待しています。

飲食店に忘年会の予約状況を尋ねると、小グループでの予約が増え、忘年会の件数自体は回復傾向にあることがわかりました。

「10名~30名様ぐらいの団体客の予約が多くなってきている。お連れ様がインフルやコロナにかかったとキャンセルされることも時折あります。コースで予約をいただいているので、食材をどうしたらいいか悩みます。」

カニ料理の専門店は感染症の再流行とは別の理由で悩んでいます。

「忘年会シーズンの客席はまだ余裕があるものの、予約を断らなければならない状況に追い込まれました。」

「従業員が圧倒的に少なくなっている。本来であればフロアを増やして対応しますが、悔しいが受けられない。覚悟を決めて断ります。

このカニ料理専門店は、最低賃金を20%以上、上回る時給1150円で求人しても、従業員を確保できません。

フロアを限定して290席あるうち半数ほどの150席しか稼働できないといいます。飲食店にとっては書き入れ時となる忘年会シーズン。

コロナ禍前に見た年末の光景はどのくらい戻ってくるのでしょうか?

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