統計資料より、株式投資やFXの専業デイトレーダーの人数は、日本に1万人以下と思われます。 実際、株のデイトレをしていて、板の値動きを見ても人数が多いようには思えません。
デイトレはゼロサムゲームなので10年の生存率は1割以下でしょうし、勝てずに辞めた後の末路は会社員でしょう。
「デイトレだけで生活している人って、何人くらい、いるのだろう？」と不思議に思っていました。
日本取引所が公表している統計データを見るに、インターネット取引の有残高口座数の推移的には、1000万人以上の個人投資家がいるように見えます。
１人が複数口座を開設しているケースも多いハズであり・・ パチンコ人口が3000万人から1000万人に減っている昨今、アクティブな個人投資家の人数も1000万人以下であろうと推定されます。
デイトレしている本人は「投資をしている」と思っているわけですが、負け続けている限り、それは投資ではなくギャンブルであり、「負け続けているのに、やる」は合理性のない、ただのギャンブル依存症なので、ギャンブルであるパチンコの人数と比較しています。
インテリ層が、パチンコではなく、株やFXでギャンブルしている人が多いイメージですね。
株をやっていなくても「cisさんの本は読むっしょ」という人も多数いるでしょうし、中長期投資しかやっていない人も「cisさんの本は読んでおこうか」という人も多数いるでしょう。
デイトレはしていないけど、証券会社で働いている人など「読んでいて当然」的な意味で、買っている人も多数います。 そう逆算していくと「専業デイトレーダーは1万人以下しかいないだろう」と推測されます。
デイトレーダーの人数は、ネットで調べると、積極的な売買をしている人は5万人のような情報もありましたが、専業でデイトレして勝っている人はFXを含めても1万人以下であろうと思われました。
株式投資では「新興市場は個人投資家が多い」と言われていますが、実際、新興市場でデイトレードをしてみるものの、まともに１日中、積極的な売買が繰り広げられている銘柄は、ほぼなくて・・ 「あれ、デイトレーダーってイメージより全然、少ないな」と思ったものです。
つまり、売買をし合っているメンバーは１日中、だいたい同じメンバーなのが、板からわかるわけですが、新興市場の、そこそこ出来高がある銘柄でも、多分100人も参加していないのを感じます。
めちゃくちゃ盛り上がっている銘柄の、朝の寄付き直後の時間帯は、把握できないほど売買が活発ですが、それ以外の日中の売買に参加しているデイトレーダーは、イメージしていたより、かなり少ないです。
推測するに、デイトレードだけで生活している専業デイトレーダーは1万人以下であろうと思われます。
しかも、売買がある銘柄でも、大きい板ですら200万円や500万円などの買い板が多くてそんな低資金で専業デイトレーダーで、がつがつ勝っているのは、ありえません。
複数の板に分割して注文を並べることも多いでしょうが、それにしても投資額が少ない。 僕ですら、信用取引すれば約1億円の売買ができるのに、そんな投資額で専業デイトレーダーが成り立つんでしょうか。
正確には、AIによるアルゴリズム取引で負けるのでマイナスサムゲームです。 取引を繰り返す毎に、｛取引下手な人｝から｛取引上手い人｝へ、お金が移っていきます。
デイトレードは取引を繰り返す速度と回数が多いので、毎日やっていると、すごい速さで、｛取引下手な人｝から｛取引上手い人｝へ、お金が移っていくことになります。
だから、勝つ人が、低資金で、デイトレードを続けるケースは少ないハズだけど・・ めちゃくちゃ勝つデイトレーダーは、資金が増えていくので、運用の資金効率が悪くなる意味で、デイトレードをしなくなるケースも多くなります。
たとえ勝てても、資金効率が悪いなら意味ないので、スイングや中長期投資へと移っていくデイトレーダーも多いようで・・退職した人が、デイトレーダーになるケースがあります
よって退職した人は、お金が稼げて仕事っぽい何か・・しかも、それが面白いものであれば、ベストであり、株やFXのデイトレードで退職金を溶かしつつ、デイトレをやっている・・
パチンコに行かない層の退職者が、株やFXのデイトレをしているケースも多いと思われ、 もちろん、9割の人は負けており、退職金を削っているハズ。
専業デイトレーダーの生存率は1割以下です。 結果を出せないまま辞めていく人や、ひっそりと消えていく人をたくさん見てきたからです。
デイトレードは、本当にお金の奪いあいであり、やればやるほど・・取引回数を増やせば増やすほど｛取引下手な人｝から｛取引上手い人｝へ、お金が移っていくのを感じていて、ほんの１部の人間だけが総取りするのです。
だから負け組デイトレーダーの平均負け額は「資金がある限り」だと思っています。
負け組デイトレーダーにとって、資金が底を尽きるまで、お金がすごい速さでなくなっていくのがデイトレード。
退職金を貰った退職者含め、相続でお金を貰った人など、お金に余裕のある人達が、デイトレードの世界に入っていき、可哀想なぐらい、お金を失って辞めていくのでしょう。
デイトレは、ギャンブルやゲーム的な要素が強いので、意志が弱いと、ハマってしまい、お金が底をつきるまで、続けてしまう危険性があります。
脳が、デイトレの刺激を求めるんですよね。
カモにされて、お金がなくなるまで続けることになり、 負けた人ほど、他言しないので、話を見聞きする機会は少ないですが、相当数の人が、デイトレードで、大金を失っていっているし、それは今後もそうでしょう。
株やFXのデイトレには、夢と、中毒性があるからです。 「夢と中毒性があるから、お金を突っ込み続けてしまう。本人は、投資だと思って」・・ギャンブルは怖いですね。
勝てなかった、もしくは、勝てなくなった専業デイトレーダーの末路は会社員です。
このブログ界隈にもそういう人がいるようです。今更50代からデイトレしても資産減らすだけですよ。
デイトレーダーを辞めたら、このブログも辞めて、会社員？中高年には清掃や介護しかないよ。ニートに戻るか逆FIREですかね。
貧乏老人にはならないことを祈ります。
