氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

感情的にキレるだけで人生損をする

心穏やかな時に良い人として振る舞うのは簡単ですが、窮地に立たされたときこそ、その人の本質が表れてくるものです。

「本当の成功」を手に入れるためには、いかなるときも自分の感情をコントロールできることが大切になってきます。感情的になってから後悔しても遅いのです。

まずは、そもそも人はなぜ感情的になってしまうかについて、原因とそれに対する対策をそれぞれ4パターン紹介します。

 

 

1 心に余裕がない

普段は温厚な人であっても、ストレスが溜まっている時には、どうしても感情的になりやすいものです。

そのため、感情をコントロールできていない原因は、心に余裕を持てていないからです。 神経質で繊細な性格のため、うまくストレスを解消することができていないことが多いです。

対策:心に余裕を持たせるために、日頃からストレスを解消する

自分の趣味や好きなことに集中していると、イライラの原因となっている事を忘れ、気持ちを切り替えやすくなります。意識してリフレッシュする時間を作ると良いです。

2 自己中心的な性格で全部自分の思い通りにしたい

すぐ感情的になる人は、自分の思い通りに進めたいという心理をもっている場合が多いです。

不利な立場に立たされると、他人に怒ることや大声を出すことで、相手を威圧して制御しようとします。そんな自己中心的な性格であるがために、感情を抑えることが難しくなる傾向にあるのでしょう。

対策:自分の話し方が相手にどう思われるかを考えるようにする

自己中心的な考え方を直すためには、自分の能力を過信しすぎないことが重要です。

何事も一人でできることは限られているので、「相手が気持ちよく行動してくれるにはどうするべきか」を考える癖をつけるといいでしょう。

 

 

3 不安を感じていることがある

感情を表に出す人は、自分の感情を抑えることができていない弱さを持っています。不安や恐れを感じていて自分の中で消しきれず、「周りに強い態度をとることでごまかそう」という心理が働いていることが多いです。

過去に親や先輩に甘やかされてきて、精神的に自立できていない人がよく陥るパターンの一つになります。

対策:成功体験を重ねて、自信をつける

1ヶ月間毎朝ストレッチをする、部屋やトイレを掃除するなど、小さなことでもいいので「何かを達成した」という感覚を味わうことで、成功のイメージが湧きやすくなり自信がどんどんついていきます。

4 相手が感情的になって責めてくる

自分の状況や心情がベストではない時、普段なら腹が立たないことでも、イラッとしてしまう時はあります。

そういったような、相手の言動が感情的になっていることにつられ、自分もついつい感情的になっていることも多いです。

お互いがヒートアップしてしまうことで、冷静な話し合いができない状況になっています。

対策:重要な内容以外は聞き流す

感情に身を任せた話し合いは、どうしても最終的に強い憎しみ合いや、誰かが怒ることになってしまいがちです。そのため、冷静に論点に沿った内容以外は聞き流す努力をして、話し合いの目的を見失わないようにしましょう。

感情的にならないようにするには、具体的にどんなことに意識して生活していればいいのか気になる人も多いはずです。

 

 

すぐに取り組める、感情をコントロールするための方法を10個ご紹介します。

1 発言や行動をする前に、一度その場から離れる

重大な話し合いや打ち合わせを長時間していると、つい感情的な発言をしてしまいがちです。

そのため、自分の考えが決まっても、一旦意図的に冷静になれる時間を作るようにすると、感情を抑えることができやすくなります。理論的にチェックし直すことで、間違った判断をする機会が減っていきます。

2 客観的に物事を考えることを習慣化する

感情的にならないようにするには、「自分がどうしたいか」という考えを持ちすぎないことが大切です。

他の人ならどうするかを客観的に考えることで、感情をコントロールしやすく、落ち着いた対応ができるようになります。それを習慣にすることで視野が広まって、周りから頼りにされていくでしょう。

3 失敗も成長に必要なことと捉える

失敗した後悔や恥ずかしさから、周りに対して感情的になる人も多いです。失敗を素直に受け入れやすくなるため、あらかじめ「失敗=成長へのきっかけ」と考えることも、おすすめの方法の一つです。

失敗の度にイライラしたり、精神が不安定になったりすることがなくなるので、ポジティブさを保てるメリットがあります。

4 何にムキになるのか感情を紙に書き出す

他人の発言にイライラしたり、腹が立ったりすることは誰にでもあります。 そんな時にただイライラした感情を残すのではなく、自分は何に怒ることが多いのかを冷静に把握しましょう。

落ち着いて現象を見つめ直すと感情が整理されやすいので、全ての感情を紙に書き出してみる方法がおすすめです。

 

 

5 人の話を受け入れる癖をつける

自分の思い通りにならない時に、感情的になる人に有効な方法の一つです。

感情的になっている時は、どうしても自己中心的な発想が浮かんできてしまいがちなので、人の話をまずは一回は受け入れて、しっかり考えてみてください。

自分の考えが間違っていたり、偏っていることが意外と多いことに気が付けて、感情を抑える習慣がつき、視野が広がるでしょう。

6 感情的になることで、周りに不快感を与えることを理解する

感情的になりやすい人とは、建設的な話し合いや前向きな相談がしにくいため、周りから嫌われることも多いです。

一回イライラしてしまうと、頭に血が上って周りが見えなくなるので、冷静な時にこのことをしっかりと体に染み込ませましょう。

すぐに怒ったり大声を出すと、周りに不快感を与えて信頼を失いやすくなってしまいます。感情的になってしまいそうな時には、深呼吸して一度落ち着くようにしてみましょう。

7 嫌な気分になりそうな時は、自分へのご褒美を考えておく

感情的にならないようにするには、普段からしっかりと自分の気持ちを観察しておくといいです。

その習慣をつけることで、嫌な気分に支配されそうになっても、自分の気持ちを高めることができるようになるでしょう。

具体的には、イライラした時は甘いものを食べるなどご褒美を決めておくと、感情をコントロールしやすくなります。

 

 

8 過去は変えることができないという意識を持つよう心がける

嫌なことを受け入れることができない精神的な弱さから、感情的になってしまうことはよくあります。

そのため、感情的にならないようにするには、意識を変えて精神的に前向きでポジティブになる必要があります。 起きてしまった過去のことを悔やみすぎず、ほど良いタイミングで割り切ることで、負の感情に囚われることがなくなります。

9  自分や他人への期待度を下げる

完璧主義で、すぐ不安になって感情的になる人に有効な方法です。 いつも100点を目指してしまうと、自分や他人の嫌なところばかりに目がいくので、「80点でOK」という感覚を持つことがおすすめです。

そうすることで、相手のいい部分に目がいきやすくなり、怒りの感情を抑えることができやすくなります。

10 どんな結果でも自分を褒める癖をつける 

過去を振り返ってばかりいると、自分の悪いところが強調され、自信を失って感情的になりやすくなります。

反対に、たとえ失敗しても、「よく頑張った」と褒める習慣をつけることで、自然と前向きになれるでしょう。 ポジティブで明るい気持ちを保つと、感情的にならないでいることができるのを実感できるのでおすすめです。

感情を抑えられないでいると周りから嫌われる可能性があるばかりか、何より自分がイライラし続けるのは辛いことです。

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