氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

いつまでも結婚できない男性に決定的に欠けている要素

婚活においてとても重要だと感じるのは自己プロデュース能力です。これはただ「外見を良くする」という表面的な話ではありません。

自分を理解し、自分の魅力を最大限に引き出し、それを適切に伝える能力になります。

婚活男子にとって自己プロデュースがなぜ大切なのか、そしてどのように実践すればいいのかをお伝えします。

ケイさん(仮名・40歳)は民間企業で事務などの仕事をしてきて、恋愛も普通にしてきた男性。32歳のときに婚約目前まで進んだ女性がいたようですが、残念ながら結婚までは進まずに仕事に邁進した結果、気がついたら40歳になってきたようです。  

最後の恋愛が32歳で破局した彼女とのことで、私と会ったときは独身街道まっしぐら、女性の影をあまり感じない雰囲気でした。

「アプリもやってみたけどなかなか昔のように恋愛が進まない、いいなーと思う人とマッチングもしないし、どうしたらいいのかわかりません」というのがお悩みでした。  私は自己プロデュースをすることをおすすめし、それをメインにサポートすることにしました。主にお伝えしたポイントは3つです。

①第一印象は侮れない

第一印象はわずか数秒で形成されると言われています。  限られた時間で「一緒にいて心地よさそう」「安心感がある」と思われるかどうかは、外見や態度、会話のトーンによって大きく左右されます。  いいなと思う人からいいと思われる見た目や仕草や話し方をトレーニングしてもらうことにしました。

②「選ばれる側」から「選ぶ側」へ  

婚活では「自分を選んでもらう」という気持ちになりがち。だからこそ選ばれるために何が悪いのかなと思うわけです。でも、それだけでは不安やプレッシャーが強くなります。  自己プロデュースを通じて、自分がどのような人と一緒にいたいか、自分の価値観に合う相手を見極める視点を持つことができるようになるわけです。  

一緒にいたいと思う人をとことん想像し、第一印象やその後のデートを作ること。逆に言えば、今寄ってくる女性を見れば、どんな自己プロデュースをしているかもわかってきます。  ケイさんは本来はとても無頓着で、よく言えばおおらかな人。

しかし、職業柄か、見た目からの印象は真面目で几帳面で誠実そうな人。なので、きてくれる女性が、圭さんとの時間を過ごしていくと思っていたのと違うことに違和感を感じてしまうわけです。

③自己理解が魅力のベース  

自己プロデュースは、自己理解から始まります。自分の強みや弱みを把握し、それをどう相手に伝えるかを考えるプロセスは、自然体で自分らしい魅力を引き出すために欠かせませんよね。  

ケイさんには自分を客観視するためにも周りの人に「自分の長所・短所は?」「趣味や特技、価値観は何か?」「外見や立ち居振る舞いに改善点はあるか?」をインタビューすることをおすすめしました。  

婚活は自分を知ってもらう前に相手を知るとことん知るここがとても大事。

しかし、それができる人は心の余裕がある人。だからこそ自己理解がすごく重要なわけです。

その後、ケイさんは結果として今までお見合いをしてこなかったような女性と成婚をしました。

今まで自分がタイプだと思っていた人は自己理解が進んだ後に一緒に生活をするのは難しい人だと理解できました。

一緒に生活するなら……と考えたときにやっぱり自分にはないしっかりした人でした。

同じ人を求めた時期もあるし、とにかく元カノより美人がいいと思ったこともあるけど、大事なのはこれからの生活を一緒に楽しめる人だなって素直に思えるようになったら、惹かれる人が自然と変わった気がします。

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