氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

「糖質ゼロ」のビールは炭水化物ゼロではない!

糖質フリー・糖質オフや、糖質ゼロを謳ったビールが流行っています。最近は日本酒にも、同様の製品が出てきて、飲みたいが太りたくないというひとにとって、選択肢が拡がってきています。  

ただし「フリー」とか「ゼロ」といっても、本当に糖質が入っていないわけではありません。

法律によって、飲料100ミリリットル当たり糖質が2.5グラム未満になっていれば「糖質フリー」や「糖質オフ」、0.5グラム未満なら「糖質ゼロ」と表示してよいことになっています。  

普通のビールや日本酒の糖質は100ミリリットル当たり3~3.5グラム程度ですから、「糖質フリー」「糖質オフ」はちょっと糖質が少なめのビールや日本酒ということになります。

糖質にこだわるなら、やはり「糖質ゼロ」のほうがよさそうです。  また「糖質」という言葉の意味が問題です。  

法律上の「糖質」とは、単糖類(ブドウ糖や果糖)と二糖類(砂糖や麦芽糖)に限定されています。もう少し分子が大きいオリゴ糖や、デンプンなどの炭水化物の制限はありません。

単糖類や二糖類は甘味が強いですから、糖質フリーや糖質オフのものは「甘味を抑えた酒類」と思っておいたほうがいいでしょう。

辛口が好きなひとには、いいかもしれませんが、決して「炭水化物ゼロ」ではないのです。 ワインでも低糖質を謳う商品が出てきています。しかし普通の赤ワインの糖質は100ミリリットル当たり約1.5グラム、白ワインで約2.0グラムと言われています。

つまり法律上は、普通のワインがすでに「糖質オフ」の状態にあることになります。怪しげな表示には騙されないように。  

とはいえ「糖質ゼロ」なら、糖分は少なめですから、少し多めに飲んでも大丈夫という気もします。  

でもそれは間違った認識です。  

なぜならアルコールが入っているからです。アルコールは1グラム当たり7キロカロリーです。

そこにデンプンなどの炭水化物が入っていれば、さらにカロリーが上乗せされます。実際、各社の糖質ゼロビール(500ミリリットル)の熱量は150~160キロカロリーになっています。缶に印刷された表示を確認してください。  

一方、普通のビール500ミリリットルの熱量は220キロカロリー程度です。糖質ゼロとの違いはわずか60~70キロカロリーに過ぎません。

つまりビールを糖質ゼロに替えたところで、減らせるカロリーはたかが知れている、ということになります。餃子1個分といったところでしょうか。

あるいは締めのラーメンの背油「チャッ」ぐらい(チャッチャまでやってしまうとカロリー多過ぎ)ですか。まあ、そんなものです。  

そういうことを知らずにたくさん飲みたいし食べたいという理由から、糖質オフや糖質ゼロのビールを選んでいるひとも少なくないと思います。

罪悪感を軽くするという意味では、お守り程度の効果がありますが、飲み過ぎて、かえってカロリーを取り過ぎているかもしれません。

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