氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

「“理想の女性”はあきらめている」のに、それでも結婚できない男性に実は共通するもの

100%理想どおりの女性と結婚できるのが婚活におけるベストではありますが、さすがにそんな夢ばかり見ていると、いつまで経っても結婚できないことは多くの人が気づいています。

ですので婚活中の方々は、条件の設定を下げたり条件の数を絞ったりして、“前向きな妥協”をしている人が多いはず。

しかし、条件を下げているはずなのに、一向に結婚できないという人も少なくありません。

「理想はあきらめて妥協してる」のに、それでも結婚できない婚活男性に共通する4つの原因を紹介します。

①自身の市場価値を客観視できておらず、妥協が追い付いていないから

オブラートに包むと説明がわかりにくくなるため、誤解をおそれずに端的に説明しますと、婚活市場にはランクが存在しています。

ここでは仮に、1軍から10軍までの10ランクがあると仮定しましょう。

 

 

主にルックス、収入、肩書、性格などでどのランクに属するかが決まりますが、カップリングが成立するのは同じランクの男女がもっとも多いです。

1ランク差ぐらいであれば結婚に至るケースは少なくありませんが、2ランク差の男女が結婚するケースはほとんどありません。

そして、ここからが本題ですが、例えば自分を2軍だと考えている男性の婚活対象は、高望みして1軍女子、妥当なのが2軍女子、妥協して3軍女子となります。  

しかし、実は自分で2軍だと思い込んでいるだけで、その男性の本当の市場価値が4軍だったとしたらどうでしょうか……?  

妥協して3軍女子も対象にしているつもりでも、それでも実際には高望みしてしまっているということになるわけです。

これはわかりやすく示すために挙げた極端な例ではありますが、自分を過大評価してしまっており、妥協しているつもりでも妥協が追い付いていないという事例は意外と多いのです。

②自分のことは棚に上げて、短所を改善しようとする気持ちが薄いから

妥協して自分よりもランクの低い女子を婚活対象に入れた場合、無自覚のうちに「妥協してやってる」という傲慢な考えが根付いている場合があります。

2軍男子が妥協して3軍女子とデートしていたとしたら、無意識のうちに上から目線の態度を取ってしまうといったことは少なくありません。

そういった上から目線があると、当然ですが謙虚な気持ちは失われますし、相手のために自分の短所を直そうといった改善努力もしなくなるもの。

一例ですが、時間にルーズなところを相手の女性は嫌がっているのに、「2軍の俺が妥協して3軍女子とデートしてやってるんだから」という考えが芽生えしまっており、何度も何度も遅刻する。こういったことを繰り返していては、さすがに愛想を尽かされてしまい、いくら2軍男子でも3軍女子にフラれてしまうというケースが起こりうるわけです。

ちなみに、「そんなひどい考え方はしないよ」と思う方も多いでしょうが、この問題が根深いのは“本人は無自覚”という部分にあることをお忘れなく。

③“女性側に許可を求めるタイプの条件”のハードルが高すぎるから

 

 

婚活においての妥協と聞いて、婚活対象とする女性への条件を下げたり絞ったりすることを思い浮かべる人は多いでしょうが、実はそれだけではなく、“女性側に許可を求めるタイプの条件”というものもあります。

主に自分のライフスタイルや趣味のこだわりを、結婚後も貫き通したいというケースが多いのですが、「これだけはどうしても許してほしい」と考えているこだわりのハードルが高いと、婚活がうまくいかない可能性が増すというもの。

例えば、「独りの時間を大切にしたいから寝室は完全に別々がいい」とか、「車が趣味だからカスタムや新車購入にカネをかけても口出ししないでほしい」といった、相手が許容してくれるかどうかの条件のことです。

例に挙げたような条件は、許容してくれる女性が意外と限られてしまうため、それを掲げているばかりに、うまくいきかけていた彼女が離れていってしまうということもあるのです。

④妥協したはいいが、そのほかの条件がつい上がってしまっているから

条件の設定を下げたり、条件の数自体を減らしたりして、自分なりにかなり妥協しているつもりでいると、無意識のうちに「それなら、せめて……」と思う部分が出てきてしまう人もいます。

よくあるケースで言うと、「メンクイだから理想は美人がいいけど、そこは妥協している。だけどそれなら、せめて料理は上手であってほしい」といったもの。

妥協で条件を下げてはいるけれど、いつの間にかほかの部分の条件設定をついつい上げてしまっているという人は意外といるのです。

つまり、「美人なら料理がヘタでも気にならないが、美人じゃないなら料理上手じゃないとダメだ」ということになるので、けっきょくは設定している条件の総合値のプラマイはゼロ。妥協しているつもりで妥協になっていないというわけです。

こちらも“本人は無自覚”というパターンが多いため、根深い問題となっています。

自身の市場価値を客観視し、きちんと求めている条件を自覚することが重要です。

今回紹介した“「理想はあきらめて妥協してる」のに、それでも結婚できない婚活男性に共通する4つの原因”に通ずるのは、自己分析がきちんと完了できていないということではないでしょうか。

相手女性のことをちゃんと理解してあげようとする気持ちももちろん大切ですが、それ以前に自分自身のことを正確に把握できていないと、婚活はなかなかうまくいかないものなのです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村