氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

我慢して働く価値のない会社が増えている

そもそも、一つの会社で我慢して長く働くべきという意見は、あくまで終身雇用制が前提、退職金や年金の支給が約束されていた時代の考え方です。

ところが今の若手の社員は、将来の年金支給には不安が残りますし、大企業クラスでもリストラのリスクがある時代環境の中で働かなければいけません。

また、利益を追求するあまり、社員に過剰な仕事を押しつけてうつ病や過労死に追い込むような、心のない企業も増えており、そのような会社に尽くして我慢して働く価値はありません。

ただ、日本人は真面目な気質があるので、そのような会社にも尽くして我慢し続ける人も少なくないのです。

 

 

我慢して働き続ける価値のない会社に尽くすことよりも、まずは自分自身の身を守ることが大事なので、我慢して働く価値がないと感じているなら辞めることを前向きに考えたほうがよいです。

仕事を我慢してまで続ける必要がないのは、昇給・昇進・待遇向上が見込めない場合でしょう。

つまり、仕事で我慢し続けても「リターン」や「見返り」が得られないと感じる場合です。

努力しても搾取されるだけの会社は辞めた方がよいです。

仕事はボランティアや慈善行為ではないのですから、社員の頑張りで業績が上がったのであれば、然るべきリターンがあって当然です。

ただ、昇給・昇進・待遇向上が見込めないで転職する場合は、以下の点に注意です。

・転職すれば年収アップ・待遇向上は見込めるか?

・自分の経歴でキャリアアップ転職は可能か?

・転職したとして、新しい会社で成果を出せる自信はあるか?

とくに転職する場合、年収に関しては非常にシビアですので、今の会社が不当に低いのでもなければ、中々上がらないのが実情です。

昇給・昇進・待遇面で不遇に感じていて転職する場合は、在職中に慎重に転職活動しておき「本当に転職して今の会社で抱えている不満や悩みが改善できるのか?」を見極めておくことが重要になってきます。

転職活動も「我慢」が大事だということです。

仕事で我慢しすぎない方がいいと言えるのは、今の仕事が好きになれない・向いているとも思えない場合でしょう。

 

 

とくに「今の仕事が嫌々続けている」「毎朝仕事に行きたくないと感じている」のであれば、一度転職についてしっかり考えてみるべきかもしれません。

仕事は辛いもの?

苦しくて当たり前?

嫌々仕事してる人はおかしい?

仕事が嫌でしょうがない時に考えておくべきこととは?

今の時代、昇給や出世が期待できないで先が見えない時代ですので、頑張っても報われない会社も多いです。

あくまで「我慢して続けろ」が通用するのは、先がある仕事に関してのみで、そうでない仕事は辞めて転職するのも立派な選択肢です。

仕事でわざわざ我慢する必要がないものは、上司や先輩からのハラスメント行為でしょう。

正直言って、仕事での人間関係のいざこざや対人関係のストレスは、無駄なストレスだと言ってもいいぐらい、我慢する必要のないものです。

とくに、職場におけるハラスメント行為の原因は、仕事や人生が上手くいかないストレスの発散です。

しょうもない嫉妬心からくる足の引っ張りあいや権力を乱用した弱い者いじめなど、まったく仕事の成果や自身の成長につながらないような不健全なストレスですので、これは我慢する価値はないです。

会社の先行きや将来性にまったく期待できない場合 会社の先行きや将来性にまったく期待できない場合も、仕事で我慢し続ける必要はありません。

いくら経営者が従業員相手に「この会社は大丈夫だ!」「経営再建してみせる!」なんて言っても、結果や行動が伴わないのであれば、社員の心は離れていくものです。

 

 

たまに「将来性のない会社でも最後まで働くべき!」という意見もありますが、経営者の判断ミスの責任を部下や社員が取る必要など全くもってありません。

今や、政治や国ですら将来性を感じさせなくなったご時世です。会社の経営方針や先行きに不安を感じたら、柔軟に転職出来る態勢を作っておくことも、一つの処世術だとも言えるでしょう。

労働者の要求を聞き入れない、改善が見込めない会社の場合 労働者の要求を一切聞き入れなかったり、あるいは聞いているパフォーマンスだけで改善が見込めない会社も、我慢して働き続ける必要はありません。

なぜなら、苦労を我慢して働き続けるのは、あくまでその分の見返りを企業側が与えてくれることが、大前提にあるからです。

よく「義務を果たさない奴が権利を主張するな!」と言いますが、必死に我慢して働いている従業員であれば、権利を主張してもいいのです。

むしろ、日本人は我慢して不平不満を表立って声に出さないから、搾取されてしまうのです。 これが大企業クラスで、労働組合が機能していれば、ある程度は満たすことはできます。

しかし、ワンマン経営寄りの中小企業・零細企業ですと、経営陣が一切従業員の声を聞かない会社も多いですので、その場合は見切りをつけておくことも大事でしょう。

ときには辞めることが最善の選択 もう十分だと思い、損切りすべきときが来ます。

 

 

職場の状況をよく分析した結果、十分に見合う給料ではない、経営陣から無礼な扱いを受けている、何年も昇給や昇進がないなどの結論に達したなら、転職する時期かもしれません。

自分の職務のカバーで社内の候補者にチャンスを与える代わりに、外部の人材を高給で雇うことで再確認されるかもしれません。

辞める前に次のことを自分に問いかけてみてほしいものです。

・自分は幸せか?

・会社は自分を評価してくれているか?

・給与は自分の価値に見合っているか?

・上司は社内でキャリアアップする方法を示してくれたか?

・自分の専門分野の仕事はあるか?

・どれだけ本当に学んでいるか?

ワークライフバランスは取れているか?

・リモートで簡単に仕事ができるのに、なぜ会社は私に出社を強要するのか?

・ストレスが精神面、感情面に影響を及ぼしているか?

・仕事に対して楽しみやモチベーションはあるか?

もし、今の仕事に何のおもしろみも感じない、先の見通しが立たない、解雇が近い、会社が採用を凍結している、内定が取り消された、上司や経営陣が社員を気にかけていないように見える、などと感じたら損切りをして転職する時期が来ているかもしれません。

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