氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

内向的で自己効力感が強い人ほどお金持ちになりやすい

人には「内向型」と「外向型」の2つのタイプがあります。

お金持ちに多いのは、意外ですが、お金持ちの多くは「内向型」なのです。

「内向型」というと内気で、「外向型」は陽気な人だと一般に思われているのですが、「外向型」とは人生の価値基準を自分の外の世界、社会的な基準に合わせる人のことです。

 

 

「内向型」とは自分の内面の価値基準を優先する人のことです。

kabuhudousan.hatenablog.com

外向型の人は多くの人と一緒に活動することでエネルギーを得るのに対し、内向型は一人で内面の世界と向き合うことでエネルギーを得ることが多いのです。

モチベーション理論によると、人のモチベーションは2つあるとされています。

・外発的動機・・・報酬や賞罰など、外からの価値基準によって喚起するもの

・内発的動機・・・やりがいや楽しさ、面白さや興味などといった自分の内面からくるもの。

さまざまな実験から、「外発的動機」よりも「内発的動機」のほうがより継続的に目標達成に向かって力を集中することができ、成果を上げやすいということがわかっています。

つまり自分の内面の基準に従う「内向型」の人が成功しやすいのです。

また、お金持ちの思考の特徴は自己効力感が強いことです。

自己効力感とは 自己に対する信頼感のことで、簡単にいうと「自分はきっとうまくできる」とか「自分には能力がある」というセルフイメージを持っているということです。

 

 

たとえば、上司から結構難しい仕事を頼まれた場合、ビジネスマンの反応は大きく2つに分かれます。

1つは「大丈夫かな? 俺にはできないかもしれない」と弱気になるタイプ。

もう1つは「大変そうだけど、きっとできる」と考えるタイプ。

自己効力感の高い人は「大変だな」とは思っても、心のどこかで、それをやり遂げてしまう自分をイメージしています。

お金持ちの人のほとんどは、何か大きな仕事や困難が立ちはだかったとき、それに臆するのではなく「自分ならきっとうまく乗り切ることができる」と、心のどこかで思っているのです。

ただし、自分や周りが見えていないナルシストとは違います。

客観性が乏しく思い込んでいるだけの人は、準備不足や油断などで失敗してしまいますが、「自己効力感」の高い人は自信と共に、客観的な視点も持ち合わせています。

ですから、しっかりと準備をし、計画を立て、課題に向かうことができます。

それゆえ成功する確率が高いのです。

その成功体験がさらに自己効力感を高めるという正のスパイラルになるのです。

彼らは自信があり、余裕があります。その様子から、周りも頼りになる存在だと目され、自然に人が寄ってきます。

そんな外部の評価が自己効力感をさらに補強することになるのです。

 

 

日常生活の中で「自己効力感」を高める方法は次の5つの方法があるといいます。

(1)達成体験・・・過去にうまくいった達成体験を思い出すこと

(2)代理体験・・・他の人の成功体験や成功談を聞いて学ぶこと

(3)言語的説得・・・成功体験の理由や過程を論理的に検証し認識すること

(4)生理的情緒的高揚・・・成功者の伝記やエピソードに感動し感化されること

(5)想像体験・・・自分の想像の中で成功するイメージ、ストーリーを描くこと

面白いのは(2)や(4)のように、他人の体験も自分の体験と同じように自信や自己効力感につながるということです。

達成体験は人によって差があると思いますが、(2)や(4)は誰でも同じように体感することができるはずです。

他人の成功談を聞き、素直な気持ちで学ぶことが良いのです。

その話を聞きながら、まるで我がことのように感動したり興奮したりするピュアさを持つことが、成功、ひいてはお金持ちへの道となるわけです。

実際、お金持ちの多くは、他人の成功談が大好きです。その話の中に自分の成功に関するヒントがたくさんあります。そのことをよく知っているからでしょう。

お金持ちになれない人ほど、他人の成功をやっかみ、素直な気持ちでその話を聞くことができません。それによってますます成功から遠のいていくのです。

 

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