氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

個性を排除し、出る杭を打つ

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日本には、誇るべき素晴らしい伝統や慣習、ルールなどがたくさんあります。先人たちは、各時代で一生懸命に伝統や文化などを築いてきました。  

しかし、時代は変化しているにもかかわらず、先人が決めた常識や過去の成功体験、慣習、伝統、仕組みの中に、私たちが自分らしくあろうとすることを阻害していることがあります。

以下の考えが未来の可能性を奪っていることに多くの人が気づいていません。  

・同質性を求め、出る杭を打つ

・組織の論理を優先し、個性を軽視する

・伝統を重視し、新たな創造を歓迎しない

時代の変化と共に人も変化しないといけないのに、こういう空気が強いので、未来の展望がいまだに見えてこないのではないかと思います。

日本人の給料が上がらず、経済成長しなくなった元凶も過去の成功体験にすがり、前例踏襲で現状維持を良しとする変化を求めない状況が続いていることにあります。

 

 

自分たちが以下のような考えで、自らの頭で本気で考え抜けば、未来を切り拓く本物の知恵を生み出すことができます。  

・人と違うやり方で挑戦をする人に拍手を送ること

・無意味な忖度をやめ、組織の支配から抜け出すこと

・自分と異なる人をそのまま受け入れること

・過去のやり方は参考にしつつも、流されないこと

・既存のルールに埋もれず、縛られないこと

何よりも、そんな社会であれば、笑顔が増え、みんなが楽しく暮らすことができると思います。

日本人が、自分本来の人生を取り戻し、日本が世界で埋没しないために、他人の評価を捨て、自分を肯定する価値観を持つことです。 

まずは、自分を苦しめている他人の評価や基準をすべて、遠慮なく断ち切ってゼロベースにするべきなのですがそれができている人はほとんどいません。

無責任な学校や未熟な教員が押し付けてくる価値観などは、躊躇なくスルーして構いません。

自分の居場所がその学校にないのなら、他に探せばいいでしょう。

また、会社や上司が決めた評価だけで、一喜一憂するのはバカげています。

自分の評価や価値は自分で決めるものです。 会社や同僚に迷惑を掛けてしまうなどと 思っていてはいつまでも笑えない日々を過ごすことになるでしょう。もし辞めたとしても、会社はいつも通り回って、代わりになる人もいます。

敷かれたレールの上を笑うこともなく、ただ歩き続ける。 ロボットじゃないですから。 何十年もの人生を失う前に、切り替える勇気を持ちましょう。 

実は我々が生きている会社、学校というものは非常に狭い世界です。「井の中の蛙、大海を知らず」と言われるように狭い世界のルールに服従して人生を送っているのです。

 

 

他人がつくったルールや価値観、しがらみなどに、どれほど染まっているのか、自分ではなかなか気付かないものです。

他者が流す情報をしっかりフォローしているつもりでも、実は毎日浴びせられる情報を鵜呑みにして思考せず、自分が埋もれているのかもしれません。

「他人のつくった価値基準を満たさなければいけない」と必死になることで、自分を楽しませたり喜ばせることを忘れてしまいます。

自分がやりたいことを自分にやらせてあげることで、自分を満たすことができます。自分が嫌いなことを自分にやらせないことで、心の負担を取り除くことができます。

他人から、「偉いですね」「立派ですね」と言われても、自分に我慢ばかりさせていたら、どんどん心が消耗していきます。

「嫌われないためにはこれをしなければいけない」「バカにされないためには、こういうことをしなければいけない」ということで埋め尽くされた毎日を送ることで、だんだんと心が病んでいき、最終的には、「生きることに疲れた」となってしまいます。

「自分の好きなことを自分にやらせてあげる」という体験を積み重ねることで、人生が充実していきます。

「他人にどう思われるか」ではなく、「自分がどう思うか」を大切にするべきです。

他人から褒められなくても、自分が好きなことをやって嫌いなことをやめることで、自分が幸せになると思います。

 

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