氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

格差社会でも資産管理ができなければ富裕層も貧困層に転落

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日本人の1億総中流などバブル崩壊以降崩れ去り、分厚い中間層が下流階級へ滑り落ちてしまった新しい階級社会になっています。このまま行けば、一握りの富裕層と大多数の貧困層という構図が出来上がるでしょう。

中間層の喪失は、貧富の格差を拡大させ、国家の分断を引き起こし、国力を衰退させていきます。

生まれや就職時期の経済環境などによって、階級が決まるインドのカースト制度ともいえる理不尽な世界になっています。

さらにコロナショックが直撃し、業種ごとの優勝劣敗や働き方の激変が、格差をさらに助長させています。貧困層の拡大、自営業者の衰退、そして自分自身を「中の上」と思い込んでいた中間層の没落です。

日本は、血脈・血統を持つ一握りの上級国民が支配する「逆転不能社会」に変わり、一発逆転が困難な社会に若者は希望を持てていないようです。

 

 

今までは以下のような階級がありましたが、新しい資本主義によって中間層はなくなり貧困層へ移行していくでしょう。

「資本家(上級国民)」資産を持つ大企業経営者、一部の(芸能人、医師、プロ野球・海外サッカー選手など)

「中間層」の大企業エリートやホワイトカラー※アメリカでは年収1000万は低所得と言われています。

貧困層」自営業者や家族経営従事者、単純作業やサービス業・販売業の非正規労働者

上級国民同士、貧困層同士が結婚する確率が高くなり、格差の固定となっています。

子供は親の職業を見て育っていますので、同じ職業に就く傾向があり、世襲されていきます。

ただ、「親ガチャ」が話題になっていますが、親が裕福でも子供が同じ裕福な道を歩むかは別です。

芸能人、プロ野球・海外サッカー選手などは2代続けてその道のトップで活躍している人はほとんどいません。才能は遺伝されないのでしょう。

さいころから裕福で何不自由なく生活でき、親の遺産も相続できるのでしょうが、自分で稼いだ金ではないですので資産管理ができなければ、お金はすぐ無くなり貧困層に転落するかもしれません。

鎌倉時代の源氏も三代で滅亡しましたし、相続でお金持ちになった家は、3世代もすればまた貧乏に戻ると言われています。

何の努力もせずに手にしたお金を管理するのは簡単ではありません。そのお金を資本にして収入を得るという考えを理解できる人は、多くはないというのが現実です。

 


 

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