氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

日本人を生きづらくしているのは同調圧力

同調圧力とは、異論を唱える人や違う行動を取る人に対し、多数派に従えと暗黙のうちに強制することです。

日本人は外国人と比べて同調圧力に屈する傾向が高いとされています。

その同調圧力が、一致団結して何かをやり遂げるといった場合に行くといいのですが、日本人は不幸な部分も共有しがちで、空気を乱す者を敵視して、集団になると個人の倫理を捨てて一斉に陰湿に攻撃してきます。

世の中でマジョリティが優先され、マイノリティが無視されていくという暗黙の強制は、日本人を生きづらくしている大きな理由です。

日本では古くから職場や学校など、あらゆる場で以下のような同調圧力が存在します。

 

 

・個性を出してはいけない(みんな同じ服やスーツを着たり)

・みんなに合わせて空気を読むのが大事 「出る杭は打たれる」という言葉。出ないように振る舞わなければいけない。謙虚さが美徳。

・自分の意志・やりたいことより「世間体」「その場の空気」を重視する

・空気を読んで本音を隠し、建前を言う

・本人の居ないところで悪口を言う

・レールから外れると叩かれたり白い目で見られてしまう

日本人は性格的に穏和な人が多いと言われながら、特定の状況には極めて非情で、不寛容で仲間外れにすることに容赦がありません。まるで村八分です。

「みんな同じ」であることを最重視し、異質なものを排除します。 自分はやりたくないけど、みんながやってるからと、集団の多数派になるように行動するのではないでしょうか。

 

 

目に見えない圧力によって強制的に行動させられます。この圧力が「同調圧力」です。

この「同調圧力」を無視して1人だけ違う行動を取ってしまうと、「制裁」が加えられます。集団から浮いてしまい、白い目を向けられ、すぐに批判の対象になったり、友達が離れていったりします。

まるで少数派になるのは悪いことであり、1人だけ罰を与えられているかのようです。

この「同調圧力」と「制裁」のシステムが、日本にブラック企業長時間労働を生んでいるとも言えます。

自分以外の全員が残業している中で、「定時なんで帰ります」とはなかなか言いづらいです。用事があっても一緒になって残業してしまう人が多いのではないでしょうか。これは「同調圧力」に屈している例です。

日本的なコミュニケーションや社会のあり方に対して、過度の『同調圧力』や 『窮屈さ』を感じるのは、特に珍しいことではなく、軍隊さながらの洗脳教育 により、こうでなければならないという生き方を一方的に強要される のが日本社会です。 

それが、全く窮屈と感じなければ、日本にいても幸せになれます。しかしこの数十年間の間で、価値観も劇的に変化したはずなのに、 社会がそれに全く追いついてはおらず、昔ながらの価値観を相変わらず押し付けて来るため、そこに歪みが生じています。

 

 

また、日本の学校教育では、個性を伸ばすという言葉が聞こえてきますが、実際に、社会に出た際に、個性などは、全く必要とされず、むしろ、厄介者としか 扱われません。

日本では、伝統的に和を重んじて来た国であるため、突如その和を乱す者が現れたとしたら、当然、それを排除するための本能が働きます。 

日本で生きる際に、もっとも無難なのは、 なるべく目立たないように、社会の片隅でひっそりと息を潜めて生きることでしょうか。

セミリタイアしている人は、現時点ではマイノリティですが、いずれ認知されマジョリティ側に受け入れらると思います。同調圧力社会から外れることで人間らしく生きられますよ。

 

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