マーケットが荒れたりすると、ユーチューブ、ツイッター、ブログ、掲示板等で特定の銘柄について発言する「買い煽り」や「売り煽り」などが散見されます。
自分の利益を上げようとする方向に関心を意図的に向けさせようとして煽る人が増えています。
最近は個人のインターネット上での発言が株式市場に影響を与える時代になってきています。
著名な投資家の発言で株価が乱高下、その流れについていこうとする投資家も多いです。
一方、ネット上での発言は場合によっては違法行為にもつながるようです。
金融商品取引法では風説の流布が違法行為になりえます。虚偽の事実を告げて株の買いや売りをあおる行為は風説の流布に該当すると思います。
内容によっては刑法上の名誉毀損、信用毀損に該当するでしょう。
不安を煽るというのは刺激を与えて何らかの行動をさせることです。「不安」は怖がったり慌てたりするさまです。
つまり人が怖がるような刺激を与えて、不安の元になることから逃げたり備えをしたりという行動を促すのが不安を煽るという言葉の意味です不安を煽る人の心理には、大したことのないものから、実は悪意が潜んでいるということもあります。
不安を煽るようなことを言われたら、心が動揺してしまいますが、其の言葉に振り回されることなく、しっかりと自分を強く持つことが大切です。
それこそが、不安を煽る人に対抗する手段となります。
人間の不安の悩みのほとんどは、対人関係、コミュニケーションの悩み、社会生活の悩みです。
つまり、他者に対する悩みを家にこもって悩んでも、解決することは不可能です。 人間の悩みは、行動しながら、解決していくものですから、「インプットの世界」の住人で、情報だけ集めて悶々としていても、絶対に何も変わりません。
まずは、動くこと、行動することです。次の3つのことを実行すると良いそうです。
(1)話す
「相談する」というのも「話す」ことです。大声で叫べば、スカッとしてストレス発散できます。 さらに、雑談によって人間関係を深めることができますし、適切な「質問」で速やかに問題解決に導かれることもあるでしょう。
(2)書く
「書く」というのは、さらに強烈なアウトプットです。自分の悩みを書き出すだけで、ストレスが吐き出されます。また、頭の中が整理され、悩みが明確化します。毎日、日記をつけることで、自己洞察力が鍛えられます。 書くことで脳内が整理され、自己洞察が深まり、間違った考え方や不適切な感情に気づき、修正する手がかりを得ます。
(3)体を動かす
もし、どうしても強い不安があるのなら、今すぐ外に出て全力疾走することです。かなりスッキリするはずです。 不安というのは、「何かをしなさい!」というエネルギーなので、全力で何かに取り組めば軽減、解消するのです。 その最も良い例が、「運動」です。運動をすればセロトニンが活性化し、ノルアドレナリンを正常化したり、脳内を鎮静し、リラックスさせ、ネガティブな感情を消し去ってくれます。