氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は好きなことをしながら自由に生きていきます。

格差社会が階級社会に移行

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戦後は、都市と地方、大企業と中小企業、学歴や男女の間で大きな所得格差がありましたが、高度経済成長が始まると、それらの格差は縮小しました。

ところが、高度経済成長が終わり、1980年ごろになると、格差は拡大に転じます。以後およそ40年、格差拡大の傾向が続いています。

近年、格差拡大の一番の要因となっているのは、正社員と非正規労働者の格差です。

バブル崩壊以降、日本企業は非正規雇用を拡大し、多くの若者たちが非正規雇用労働者になりました。労働者階級は正規と非正規とに分断されました。

いったん非正規雇用で働くと正社員になるのが難しくなります。

その結果、労働条件が低賃金・不安定のまま、一生を通じて非正規雇用で働く人たちが激増しています。こうした人たちが新しい下層階級を形成しています。

 

 

一般に資本主義社会には、経営者などの「資本家階級」、管理職・専門職・上級事務職からなる「中間階級」、現場で働く「労働者階級」などの階級が存在しますが、労働者階級が上下に分裂して「アンダークラス」が生まれました。

階級社会は社会の構成員が複数の階級に分かれ、その間に上下関係や支配と服従の関係が存在する社会です。

イギリスは階級社会が続いていて、イギリス王室を頂点として上流階級、中流階級、労働階級に分かれています。

階級社会では、生まれる前から自分が属する階級は親と同じ階級と決まっています。格差社会が制度化され固定化されているのが階級社会ともいえます。 

今の日本は、教育熱心な家庭がある一方で子どもの貧困問題が生じています。

貧困家庭に生まれた子どもは高等教育を受けずに就職、非正規雇用となる可能性が高く、結婚しても同じように貧困家庭で子どもを育てる可能性が高くなります。

一方、高学歴で教育熱心な家庭に生まれた子どもは、親と同じように高等教育を受け、親と同じような職種に就いて、親と同じような収入を得ることができます。

このように格差社会は、親の世代から固定化して子の世代に受け継がれ、子どもの力だけでは抜け出せない状態が起き、まるで階級社会のような状況です。

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