氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

アベノミクス以降株を始めた人は退場しないようすること

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直近の相場の地合いを見ていると、アベノミクス相場及びコロナバブルは終焉に来ているようです。2013年から始まった上昇相場が終わりつつあります。

本格的な長期下落相場になった場合、上昇相場しか知らない人は相場の怖さを知ることになると思います。ここからは退場者が大量に出そうです。

退場しないようにするには以下ケースには気を付けることです。

保有株が大きく値下がりし、中にはかなりの含み損を抱えて今さら売るつもりにもなれず、持っていれば再び上昇すると我慢して持ち続けるというケースです。

また、もともと長期保有を前提にしている場合は、どんなに株価が下落しても我慢して持ち続けることで、長期的には報われるという考え方もあるようです。

この場合、我慢して持ち続けた結果、上昇に転じればよいですが、大きく下落したときに、大きな含み損を抱えた塩漬け株が大量に発生し、身動きがとれなくなる恐れがあります。

短期間の株価急落に対応できず、何も動くことができなかった場合が多いです。

株価が大きく下落すると、割安になったとして買い向かうという逆張りをする個人投資家に多くいます。

アナリストが、株価が大きく下落するときは逆張りの買いを推奨することをよく見かけます。

 

 

また、積極的に買い向かうのではなく、保有している株が値下がりし、仕方なくナンピン買いをするという方も少なくありません。

しかしこのケースは、買い向かった後で株価が反発すればよいですが、さらなる下落となった場合、大きな損失を被る危険性があります。

株価が短期間に大きく下落すると、下落に耐えられずに投げ売りが増えてきます。特に、信用取引で買った株が大きく値下がりしているパターンです。

これは、信用取引は原則6カ月という短期間での決済を求められます。6カ月間株価が上昇するのを待っていると上昇せずに決済というケースが生じます。

さらに、信用取引の場合レバレッジがかかっているため、買値から30%以上下落すると追い証(証拠金の追加差入れ)が発生し、強制決済されます。

その結果、投げ売りせざるを得なくなってしまいます。

株価が大きく値下がりして投げ売りするくらいなら、下落を始めた初期段階で損切りして、小さい傷で済ませておくべきです。

信用取引で大失敗しないためには逆張りではなく順張りを用い、適切な損切りの実行が必要です。 

これらのケースは大きく損失を被る危険性が高く退場に追い込まれる可能性が高いので注意が必要です。

レバレッジをかけず、難平買いをせず、損切をするということは簡単なようでなかなか心理的にできないものです。

 

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