氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

ジョブ型雇用に抵抗すれば給料は上がらない

日立が全社員に対しジョブ型雇用に移行するようです。

これに対する反応について、ツイッターなどを見ていると反対意見が相当あるようです。

給料の上がらない組織にしがみついて安定を求める方が多いのでしょう。

ジョブ型雇用に抵抗があるということは労働市場が流動化せず、日本は成長しないということです。成長しないで給料が上がっていくことはありえません。日本人が総貧乏になっていくということです。

皮肉ですが日立の方向性は、成長なしに分配に重きを置く新しい資本主義に逆行しそうです。

さらに、ここ最近の変化の激しい時代では、60年以上も陳腐化しないスキルはほとんど存在しません。いま自分が身につけているスキルも陳腐化してしまうのです。

特にメンバーシップ型の雇用ではチームワークが重きに置かれます。スキルは組織や上司に対する忠誠心だけです。サービス残業も酒付き合いも和を保つことが仕事です。

 

 

FIREなんかしないで若いうちは人的資本を高めろという意見もあるようですが、そのやっている仕事自体が将来なくなるかもしれないのです。

村社会の中でどう生きるかのスキルは得られるのでしょうが。

オックスフォード大学の論文によると、今後10~20年の間に、米国の総雇用者の約半分の仕事が自動化されるリスクが高いという結論いたっています。

これまで存在した「職業」そのものが消滅するため、労働者は時代に適応した新しいスキルや知識を身につけて、全く違う職業に従事するケースが普通になっていきます。

これまでの「学ぶ→働く→引退」というライフスタイルから、「学ぶ→働く・学ぶを繰り返す→引退」というライフスタイルに大きく変わっていきます。

ひとつの専門的なスキルや知識で一生食えない時代になるということです。

労働者は時代のニーズに合わせたスキルや知識を身につけて、自分自身の市場価値を保つ努力が必要になります">陳腐化しないものとは普遍的な教養です。

教養を身に付けることで、あらゆる物事の本質が何であるかを見抜くことができるようになると思います。

 

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