氷河期セミリタイア日記

就職氷河期世代ですが、資産運用でなんとかセミリタイアできました。残りの人生は、好きなことをしながら自由に生きていきます。

組織に属せば相互監視は永久に続く

毎日出勤し、互いのプライベートも熟知し、家族のように組織の中で支え合う、そうした村社会で働く労働者の日常を壊したのが新型コロナです。

テレワークの推進により部下は「見えなく」なり「飲みニケーション」も途絶えました。

しかし、村社会の職場の中ではお互いを監視したり、他人への誹謗中傷やイジメができなくなり、共同体的な組織として機能(村社会)を取り戻そうとそのテレワークをやめる企業も多くなりました。

仕事におけるビジョンもミッションも共有せず、何となく近くにいるから仲が良い。そんな結びつきはもろいです。

なぜ仲良くなったのかわからない、毎日会って、毎日おしゃべりをして、気付いたらなんとなく結束していたという職場は要注意です。

 

 

無意識のうちに関係性が成り立っているので、距離が離れたときに仲の良さを保つ方法を誰も知らず、崩壊するしかなくなってしまうのです。

何となく出勤して、村社会の一員で居続けたいことを目的としている人たちは多いのではないかと思います。

テレワークの普及によって管理職の役割や存在意義が見直されています。人間よりも公平に部下を管理できるという「AI管理職」のほうがよいのではという意見もあります。

生産性が高く成長する会社は、コロナ禍が終わっても、テレワークを定着させると思います。企業にとっても個人にとっても、テレワークはメリットのほうが大きいです。

生産性の低い会社は同調圧力の名のもとに、テレワークなどせずお互いを監視して現状維持のため自分たちの保身を図っていくのです。

 

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