日本株、相変わらず弱いです。
急落局面では集中投資は致命的になる可能性があり、ボジションを軽くしておく必要があります。
集中投資は自分がこれだと思ったものに比重を大きくする投資法です。
株式を購入した会社が期待通りに成長していけば、株価も上がっていき、大きな利益を得ることができますが、予想とは逆に業績が悪くなり、会社が倒産すると、投資した金額はゼロになります。あくまでも余裕資金で行い、大きな利益をねらう攻めの投資であると考えます。
分散投資というのは、株式や債券といったように異なる資産への分散もあれば、日本、欧米、新興国といった地域の分散もあります。
また、同じ株式でも複数の銘柄を持つことで同じ資産の中でも分散することになりますし、購入時期を分けることで、同じ銘柄であっても分散されることになります。
分散することの効果は、リスクが小さくなります。基本的に複数のものを持つと全く同じ動きをすることはないので、全体でみると価格のぶれが小さくなります。そのため、分散投資の特徴として、大きな利益を出す可能性は少なくなりますが、大きな損失を出す可能性も少なくなります。つまり守りの投資です。
集中投資は富を築き、分散投資は富を守ります。集中投資か、分散投資かによって、ある程度リスクの高い投資からリスクを抑えた投資までいろいろなものを考えることができます。
投資のタイミングもありますが、初めてされる方は、分散投資を心がけた方が無難なのではないかと思います。